ホットペッパーグルメCM声優の関西弁は山崎隆明さんであることが判明しました!
元ネタは映画「マッドマックス」っぽいですが、実は秘密があるようです。
砂漠のような世界を走る車にピエロのような男がしがみつき、運転をしている男と関西弁で面白い会話を繰り広げる…という内容ですが、アフレコを担当した声優はなんと、このCMのディレクターも務めている山崎隆明さんです。
2000年代にも映画のワンシーンをアフレコするという、同シリーズが放送されました。
今回は3種類あるCMと一緒に、声優を務めている山崎隆明さんについても詳しく見ていきたいと思います!
ホットペッパーグルメCM声優の関西弁が面白いと話題に
ホットペッパーグルメのCMに、クリエイティブ・ディレクターの山崎隆明さんがアフレコで、コテコテの関西弁で出演しています!
思わず何の「CMだ?!」と思い、見てしまうぐらい惹きつけられてしまいますよね(笑)
「サラダ編」、本部長と部下という設定で、
「よー当日予約できたなぁ」
「朝から言おうおもててんけど、鼻にトマトついてるわ」
など、関西風のセリフを喋っているのではなく、本当の関西弁であるということがよくわかります。
映像もぴったりで、本当にこのセリフを話しているように見えますね(笑)
次に、2つ目のCMですが、「漫才コンビ編」となります。
映像は1つ目の「サラダ編」と同じ映像ではありませんが、漫才コンビを組もうと持ちかける話になっています。
「俺と一緒に漫才コンビ組まへん?」
「そんなん食べていかれへんやろ!」
など、リアルな内容ですが、「コンビ名どーすんねん!」という問いかけに「当日予約かホットペッパーグルメは?」という無茶苦茶なコンビ名を提案するあたり、関西のノリの良さが出ていてとてもおもしろいです(笑)
最後の3つ目は、「急いでます編」になります。
タクシー運転手と乗客という設定で、
「運転手さんちょっと急いでくれる?」
「それは理由によるなあ」
「今日彼女とイタリアンでデートやねん」
「ホットペッパーグルメで当日予約したか?!」
というなんともシュールな内容に仕上がっています(笑)
運転手が窓の外のピエロ(乗客)の鼻をぎゅーっと押したことに対して乗客が、「なんで今俺の鼻ぎゅーってしたん?」と、視聴者の気持ちを代弁してくれたような終わり方になっています!
たしかになんで鼻を押したのかわかりませんが、あんなに大きい赤い物体が鼻に付いていたら押したくなる気持ちもわからなくもないですね!
ホットペッパーグルメCM声優の関西弁・山崎隆明のプロフィールと経歴
ホットペッパーグルメのCMの声優を務める山崎隆明さんについてのプロフィールと経歴を見ていきましょう!
- 名前:山崎隆明
- 職業:クリエイティブ・ディレクター、コピーライター
- 誕生日:1962年9月28日
- 年齢:57歳
- 出身地:京都府
注目すべきところは出身地で、京都府ということは本場の関西の方です!
ホットペッパーグルメのCM内の関西弁はとても流暢だったので、本当に関西の方が声優をしているのでは?と思いましたが、やはりそうでした。
本場のコッテコテの関西弁でゆる~くアフレコをしているのがとてもおもしろくて何回も見ていると癖になってきますね!
山崎隆明さんは高校生の時に広告業界に興味をもち、大学卒業後には電通関西支社に入社します。
そこでカップヌードルやホットペッパーグルメのCMを手掛けたりと、大手のCMに携わります。
その後は株式会社ワトソン・クリックを立ち上げ独立したやり手のディレクターさんです!
山崎隆明さんが手掛けたCMはどれも独特な世界観があり、見ている人を飽きさせません。
爆笑ではなく、思わずくすっと笑ってしまうような小さな笑いの世界に引き込まれますね。
ホットペッパーグルメCMはマッドマックスが元ネタっぽいけど…
ホットペッパーグルメのCMはこちらのマッドマックスが元ネタではないかといわれています。
「マッドマックス」は、1979年にオーストラリアで放映されたアクション映画です。今回のホットペッパーグルメのCMと共通しているのは「砂漠」と「大きな車」ということぐらいでしょうか。
実は、元ネタはなく、今回のアフレコに合うような映像を新しく撮りおろしたそうです!
たしかに映像とアフレコがやたらと合っているな~と思う所が何箇所かあったのですが、新しく映像を撮っているとなれば、それも納得です。
あくまでもマッドマックスは世界観などを参考にした程度だと思いますね。
懐かしの2000年代ホットペッパーアフレコCM
2000年代のホットペッパーグルメのCM集の動画になります。
じつはこのアフレコも山崎隆明さんが務めていたそうです!
視聴者の心を掴んで離さない演出・セリフがかなり反響を呼び、今回新たに放送されるようになりました。
まず最初のCMですが、緊張がピークに達した人がフライングで歌い、ピアノの奏者に「まだ伴奏です」と言われ、「あっ、すいません」と謝っている間に歌い始めるところが…という内容ですが、歌を歌う人のなんとも言えない悲しそうな顔がまた笑いを誘いますね(笑)
2つ目の動画は、傷だらけの男女2人がレストランの店員役という設定で、女性の方が映像と関係のない、空気を読まないセリフを発しているのがとてもおもしろいです!
何かを叫んでいるような映像ですが、「はい喜んで!」や1人しかいないのに「3名様入ります!」といった噛み合ってない感が癖になりますね。
最後の動画は、女性にスパゲッティを食べたのが口元に付いているケチャップでバレる…という内容で、バレてしまったあとは男性がヤケクソになっているのが視聴者の笑いのポイントですね!
どのCMも最後にはしっかりホットペッパーグルメの宣伝をきっちりと行っていますが、うまく繋げられるのがすごいなぁとも思いますね!
まとめ
それで記事についておさらいしてみましょう。
- ホットペッパーグルメのCMで声優を務めているのは山崎隆明さん
- 山崎隆明さんはこのCMのディレクターも務めている
- 「サラダ編」、「漫才コンビ編」、「急いでます編」の3種類がある
- マッドマックスが元ネタといわれているが、元ネタになった映画はなく、映像は新しく撮りおろしたもの
- 2000年代のホットペッパーグルメのCMも山崎隆明さんが声優を務めている
ディレクターの山崎隆明さんが手掛けて、かつ自らが声優を務めるという異色のCMですが、どれも視聴者の笑いを誘うような内容でついつい見てしまいます。
ホットペッパーグルメについて、違う方向から切り込んだ印象に残るCMのといってもいいでしょう。