【ネタバレ有】映画「イソップの思うツボ」あらすじとラスト結末・家族の正体の考察|芸能人の感想や評価でまた口コミが広がるか?

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あの「カメラを止めるな!」のクリエイターが再集結するということで、同作の監督を務めた上田慎一郎監督の最新作「イソップの思うツボ」が話題を呼んでいます。

その奇抜で刺激的な作品構成と「ネタバレ厳禁」な口コミ効果で大ヒットを博した「カメラを止めるな!」ですが、この「イソップの思うツボ」でもあの感動と興奮をまた味わえるのではないかと期待が高まってきています。

何しろ「イソップの思うツボ」は上田慎一郎監督に「カメラを止めるな!」スピンオフ版の監督も務めた中泉裕矢監督、そして同作でスチールを担当した浅沼直也監督を加えたトリプル監督作品となっており、それぞれの監督の特徴が活かされた面白い演出と構成になるのではないでしょうか。

さらには3人の監督に加えて石川瑠華さん・井桁弘恵さん紅甘さんのトリプルヒロインが主演を務めることも発表され、あの「カメラを止めるな!」も超えるのではないかと言われているほど。

今回はそんな話題の新作「イソップの思うツボ」について、ネタバレを含むあらすじやラストの結末、家族の正体に関する考察など総ざらい的にチェックしていきましょう。

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目次

映画「イソップの思うツボ」の作品情報

タイトル:イソップの思うツボ

公開日:2019年8月16日

監督:上田慎一郎・中泉裕矢・浅沼直也

脚本:上田慎一郎

上映時間:87分

映画「イソップの思うツボ」は、動員数220万人以上・興行収入31億円を突破した大ヒット映画「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督によるオリジナル脚本作品。

「カメ止め」で助監督を務めスピンオフ作品も手がけた中泉裕矢監督、スチールを担当した浅沼直也監督がそこに共同脚本・共同監督として加わり、埼玉県川口市にある映像関連産業を核とした、次世代産業の導入・集積を測る施設の「彩の国ビジュアルプラザ」による支援を受け製作が行われました。

撮影は2018年中には終わり編集作業などが継続して行われていますが、なんと撮影期間はわずか「9日間」だけだったということでも話題を呼んでいます。

 

そんな「イソップの思うツボ」では、フジテレビ系木曜劇場「ストロベリーナイト・サーガ」オープニングテーマソング「VIOLATION*」のMVに出演し話題を呼んだ石川瑠華さん、ゼクシィ11代目CMガールを務め今後のさらなる活躍が期待される井桁弘恵さん、俳優の貴山侑哉さんと漫画家の内田春菊さんを両親に持つ紅甘さんの3人がトリプル主演を務めています。

その他にも現状発表されているだけでも斉藤陽一郎さん・藤田健彦さん・高橋雄祐さん・桐生コウジさん・川瀬陽太さん・渡辺真起子さん・佐伯日菜子など、数多くの俳優・女優陣がヒロインの周りを固める形で出演。3人の豪華な監督陣と合わせて作品への期待は大きく高まっています。

映画「イソップの思うツボ」キャストとキャラクター

そんな話題の新作「イソップの思うツボ」、キャストとキャラクターをまとめてチェックしていきましょう。

石川瑠華:カメだけが友達の内気な大学生「亀田美羽」

名前:石川瑠華(いしかわるか)

生年月日:1997年3月22日

年齢:22歳

出身:埼玉県川越市

所属:チーズfilm

主な出演作品:「猿楽町で会いましょう」「希望のゆくえ」

主人公のヒロインの1人でカメだけが友達の内気な大学生「亀田美羽」役を演じるのは、石川瑠華さん。

チーズfilmに所属する石川瑠華さんは2017年に芸能界デビューし、デビューからわずか2年という短いキャリアながら今回「イソップの思うツボ」ヒロインに抜擢されました。

 

そんな石川瑠華さんは22歳という年齢らしい可愛らしい容姿や14年のダンス歴で培った巧みな表現力が好評で、ドラマや映画だけでなくミュージカルやMVなど幅広い範囲で活躍しています。

代表的な作品で言えば映画「猿楽町で会いましょう」「闇國」「希望のゆくえ」「stay」などで主演を務め、特にフジテレビ系木曜劇場「ストロベリーナイト・サーガ」オープニングテーマソング「VIOLATION*」のMVに出演したことは大きな話題を呼びました。

井桁弘恵:タレント家族の娘で美羽の同級生「兎草早織」

名前:井桁弘恵(いげたひろえ)

生年月日:1997年2月3日

年齢:22歳

出身:福岡県

所属:ボックスコーポレーション

主な出演作品:「4月の君、スピカ」「クロノス・ジョウンターの伝説」

石川瑠華さんと同じく主人公のヒロインの1人で、タレント家族の娘で美羽の同級生「兎草早織」役を演じるのは、井桁弘恵さん。

石川瑠華さんと同じく1997年生まれで22歳の井桁弘恵さんは、2015年にテレビ朝日の「全力坂」に出演し注目を集め始めました。ちなみに石川瑠華さんも同様に「全力坂」に以前出演した過去があります。

 

福岡県出身のまさに「博多美女」と言える整った容姿の持ち主で、ランニングやテニスや陸上競技などを特技としており高い運動神経の持ち主でもあります。

そんな身体能力の高さやスポーツで培った表現力を活かし「モンスターストライク」などの有名企業のCMを始め、2016年にはユニバーサル・クールジャパン「バイオハザード・ザ・エスケープ2」、楽婚「全力海外ウエディング」篇、瀧川ありささんのPV「さよならのゆくえ」などに出演し、着々と女優としてのキャリアを積んでいるということがわかります。

特に大きく話題を呼んだ「ゼクシィ」11代目CMガールへの抜擢は、女優としての自信にも繋がったことでしょう。

紅甘:父と2人で復讐代行屋を営む少女「戌井小柚」

名前:紅甘(ぐあま)

生年月日:1999年12月29日

年齢:19歳

出身:東京都

所属:ノックアウト

主な出演作品:「最低。」「ここは退屈迎えにきて」

石川瑠華さん、井桁弘恵さんに次ぐ3人目の主演ヒロインとして父と2人で復讐代行屋を営む少女「戌井小柚」役を演じたのは、紅甘さん。

紅甘さんは俳優の貴山侑哉さんと漫画家の内田春菊さんを両親に持つことでも知られていますが、そのキャリアは2007年・子役として芸能活動を始めていることでも有名です。

それこそ芸能界入りのはっきりとしたきっかけというのは当時子供だった紅甘さんには特になかったようですが、芸能人である両親の影響や周囲の人の勧めなどもあるのでしょう。

 

そんな紅甘さんは9歳に芸能事務所入りしてから最初はモデルやアイドルに憧れていましたが、自然とドラマや映画作品への出演が増えていく中でその演技力も磨かれていったとのこと。

そういったこともあってか紅甘さんは自然体で飾らない人柄や演技力が好評で、まだ10代の若者とは思えないような大人びた雰囲気の持ち主でもあります。

出演作品も幅広く、ミサワホームや野村證券などのCM作品や映画「アイスと雨音」、ドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」などにも出演、特に2017年に公開された映画「光」での演技は衝撃的で凄いと大きく話題を呼びました。

斉藤陽一郎:戌井小柚の父「戌井連太郎」

名前:斉藤陽一郎(さいとうよういちろう)

生年月日:1970年11月9日

年齢:48歳

出身:北海道札幌市

所属:ノックアウト

主な出演作品:「君の手がささやいている」「悪の華」

紅甘さんが演じる戌井小柚の父「戌井連太郎」役を演じるのは、斉藤陽一郎さん。作中では娘と復讐代行屋を営む人物を演じます。

同じくノックアウトに所属する紅甘さんと斉藤陽一郎さんが親子役を演じるということですが、同事務所の先輩後輩という関係性や普段からの関わり合いから自然な演技が観れるのではないかと思います。

 

斉藤陽一郎さんは1997年のテレビ朝日ドラマ「君の手がささやいている」シリーズを始め、2001年より日本テレビドラマ「取調室」シリーズ、2011年テレビ朝日ドラマ「DOCTORS~最強の名医~」などにレギュラー出演を果たしているいわばベテラン俳優。

ドラマだけでなく映画作品でも1997年の「悪の華」、2004年の「亡国のイージス」、2013年「モンスター」、2016年の「ある取り調べ」などにも出演しており、今回の「イソップの思うツボ」でも復讐代行屋としての演技に注目が集まっています。

藤田健彦:兎草家のマネージャー「田上」

名前:藤田健彦(ふじたたけひこ)

生年月日:1972年6月15日

年齢:44歳

出身:福島県

所属:ハルベリーオフィス

主な出演作品:「八重の桜」「虹をつかむ男」

タレント家族である兎草家のマネージャー「田上」役を演じるのは、藤田健彦さん。

斉藤陽一郎さんと同様ベテラン俳優さんである藤田健彦さんは、NHK「八重の桜」や映画「虹をつかむ男」「流れ坂七人」など数多くの作品にこれまで出演を果たしています。

また、日本舞踊や三味線などにも秀でていることから実際に日本舞踊や舞台への出演など幅広く活動しており、そのキャリアの長さとナチュラルな演技力に注目したいところです。

高橋雄祐:亀田美羽と兎草早織の大学の臨時講師「八木圭佑」

名前:高橋雄祐(たかはしゆうすけ)

主な出演作品:「あいが、そいで、こい」

石川瑠華さんが演じる亀田美羽・井桁弘恵さんが演じる兎草早織の大学の臨時講師「八木圭佑」役を演じるのは、高橋雄祐さん。

桐生コウジ:兎草早織の父「兎草信司」

名前:桐生コウジ(きりゅうこうじ)

生年月日:1965年11月16日

年齢:53歳

出身:東京都西東京市

所属:オフィス桐生

主な出演作品:「ディアーディアー」「座頭市」

井桁弘恵さんが演じる兎草早織の父「兎草信司」役を演じるのは、桐生コウジさん。タレント家族の父親として今回の「イソップの思うツボ」には出演します。

そんな桐生コウジさんはバンド「馬の骨」のボーカリストとしてTBS「いかすバンド天国」に出演したことをきっかけに、芸能活動を開始。1989年に俳優に転身しました。

 

また、俳優としては映画「座頭市」「アウトレイジ最終章」などの話題作に出演していますが、映画「馬の骨」では出演だけでなくプロデューサーとして企画制作に携わるなどマルチに活動していることでも知られています。

川瀬陽太:謎の男「近藤」

名前:川瀬陽太(かわせようた)

生年月日:1969年12月28日

年齢:49歳

出身:神奈川県川崎市

主な出演作品:「バンコクナイツ」「こえをきかせて」

謎の男「近藤」役を演じるのは、川瀬陽太さん。

1995年に映画映画「RUBBER‘S LOVER」で主演デビューを果たしてから、瀬々敬久監督をはじめピンク映画で活躍しキャリアを積んできました。

現在も自主制作映画から大作までボーダーレスに活動していますが、過去には映画「超能力研究部の3人」「ジョーカー・ゲーム」「さよなら歌舞伎町」「バンコクナイツ」「64」などに出演し、そのミステリアスで自然体な演技力と雰囲気が好評となっています。

渡辺真起子:亀田美羽の母「亀田美紗子」

名前:渡辺真起子(わたなべまきこ)

生年月日:1968年9月14日

年齢:50歳

出身:東京都

所属:ディケイド

主な出演作品:「最低。」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」

石川瑠華さんが演じる亀田美羽の母「亀田美紗子」役を演じるのは、渡辺真起子さん。

小学4年生のときに演劇クラブに入っていたことがきっかけで芝居を仕事にすると決めた渡辺真起子さん、1986年にモデルとしての活動を始めリクルートCM「とらばーゆ」でデビューを果たしました。

その他にも1988年の映画「バカヤロー!私、怒ってます」で映画初出演を果たしてから、「最低。」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」など数多くの作品に出演し女優としてのキャリアを積んでいます。

佐伯日菜子:兎草早織の母「兎草裕子」

名前:佐伯日菜子(さえきひなこ)

生年月日:1977年2月16日

年齢:42歳

出身:奈良県大和郡山市

所属:ヴィヴィアン

主な出演作品:「静かな生活」「らせん」

井桁弘恵さんが演じる兎草早織の母「兎草裕子」役を演じるのは、佐伯日菜子さん。タレント一家の母親として「イソップの思うツボ」には出演します。

佐伯日菜子さんは雑誌「Olive」のモデルなどを務め活動していましたが、1994年の映画「毎日が夏休み」で女優としてデビュー。同作では日本アカデミー賞新人賞や山路ふみこ賞新人賞などを受賞し、華々しいデビューを飾りました。

その後も「「静かな生活」「らせん」などの有名作品への出演で着々とキャリアを積み上げ、映画「約束」「メッセージ episode1 みえちゃんからの伝言」など、数多くの映画で主演を務めています。

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映画「イソップの思うツボ」あらすじとネタバレ

このように、豪華キャスト陣で物語が繰り広げられていく「イソップの思うツボ」。早くも公開を楽しみに待つ声もネット上でたくさん上がっていますが、映画の内容やあらすじはどういったものなのでしょうか。

映画はまだ未公開なため憶測の域を出ないわけではありますが、上田慎一郎監督の特性や現状リリースされている情報をもとに、ネタバレを含めて映画のあらすじをチェックしていきましょう。

“家族”の仲も良く、カメだけが友達の内気な女子大生、亀田美羽。

大人気“タレント家族”の娘で、恋愛体質の女子大生、兎草早織。

“復讐代行屋父娘”として、その日暮らしの生活を送る戌井小柚。

三人の少女が出会う時、最高の奇跡が起こる―。

これは、甘く切ない青春映画ではない!騙されるな!!!!!!

誘拐、裏切り、復讐、はがされる化けの皮!予測不能の騙しあいバトルロワイヤル!

まずこちらが現状発表されている基本的なあらすじとなりますが、やはり物語の主軸をなすのは主人公である3人のヒロイン。

石川瑠華さんが演じる「亀田美羽」、井桁弘恵さんが演じる「兎草早織」、そして紅甘さんが演じる「戌井小柚」です。

 

それぞれが特徴的な人物として設定されているこの3人のヒロインですが、やはり「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が制作に関わっているということで、一筋縄ではいかないようですね。

特に「予測不能の騙しあいバトルロワイヤル!」という箇所は特に気になるところで、これはほのぼのとしたような映画ではなくパロディー要素も混じったある種のミステリー映画のようなものなのかもしれません。

 

また、あらすじと合わせて主演を務めた3人の女優陣のコメントも発表されているので、合わせてチェックしてみましょう。

  • 石川瑠華さんのコメント

素敵な3人の監督と、魅力的なキャスト、スタッフの皆さんとご一緒した大切な作品です。

そこに主演として参加させて頂けたこと、光栄でしたが、大きなプレッシャーでもありました。それぞれの監督の色もあるので、どう混ざり合うのか想像出来なかったんですが、完成した作品を観るとその色の混ざり合いがとても魅力的になっていました。

ハラハラワクワクする作品になってますので、ぜひ劇場に足を運んで楽しんで頂きたいです。

出典:上田慎一郎らの新作「イソップの思うツボ」ヒロインは石川瑠華、井桁弘恵、紅甘に

  • 井桁弘恵さんのコメント

三監督の現場は、めまぐるしい状況の変化についていくのに必死でしたが、カットがかかるたびにキャストの方々含めみんなで意見を出し、話し合いながら作品を作りあげていく時間はとても幸せでした。

私が演じた兎草早織は演じていて辛いシーンもありましたが、その中で、家族の愛や友情から早織としてはもちろん私としても考えさせられることがありました。

最後まで息つく暇がなく、結末も予想できないこの作品をぜひ楽しんでいただきたいです。

出典:上田慎一郎らの新作「イソップの思うツボ」ヒロインは石川瑠華、井桁弘恵、紅甘に

  • 紅甘さんのコメント

オーディションのときの、だんご3兄弟のような監督3人が放つ、少年的なまぶしさが忘れられません。出演が決まった時は、映画に出られることよりも、3人の仲間に入れることが嬉しかったです。

とにかく楽しい、カオスな修学旅行みたいな現場でした。この作品の行く末に、あのときに見たまぶしさがあればいいなと思います。

出典:上田慎一郎らの新作「イソップの思うツボ」ヒロインは石川瑠華、井桁弘恵、紅甘に

それぞれ作品に対する思いを語っているのですが、個人的には井桁弘恵さんの以下のコメントが気になるところ。

私が演じた兎草早織は演じていて辛いシーンもありましたが、その中で、家族の愛や友情から早織としてはもちろん私としても考えさせられることがありました。

演じていて辛いシーンとは一体…井桁弘恵さん演じる兎草早織は「タレント一家の娘」で「亀田美羽の同級生」という設定であることが明かされていますが、演じていて苦に感じるような刺激的なシーンが含まれているのかもしれません。

「イソップの思うツボ」というタイトル

また、基本的なあらすじとは別に「イソップの思うツボ」というタイトルからも、いくつかの内容を連想することができるでしょう。

イソップといえば「イソップ童話」作者の古代ギリシャ人で、イソップ寓話の作中では道徳教訓を説いたというように言われています。

そういったことから、今回の「イソップの思うツボ」に関してもイソップ寓話を基にしたような内容や展開となっている可能性も考えられますし、結果として道徳や教訓を説くような内容となっているのかもしれません。

 

ちなみに、イソップ寓話は「童話」として基本的には知られていますが、その原作はなかなか残虐非道な内容であることでも知られています。

発表されたあらすじでも「これは、甘く切ない青春映画ではない!騙されるな!!!!!!」「誘拐、裏切り、復讐、はがされる化けの皮!予測不能の騙しあいバトルロワイヤル!」というようなコメントがありましたが、もちろん上田監督作品ということで非道な描写はないとは思いますが、人間の悪い部分やドロドロな人間関係などが描かれるのではないかなと思います。

「三角関係」「復讐」「カメ」がキーワード

また、現状発表されているキーワードとして、「イソップの思うツボ」では「三角関係」「復讐」「カメ」が映画の鍵を握るとも言われています。

このことに関しては色々な憶測が上がっていますが、主人公のヒロイン3人の名前にそれぞれ「亀」「兎」「戌」が入っていることから「ヒロイン3人の三角関係の中で繰り広げられる復讐劇」というように捉えるのが最もらしいかなと感じました。

 

それこそイソップ寓話にも「ウサギとカメ」という話がありますが、原作においては傲慢なウサギが亀に負け痛い目を見るような内容となっていることから、「最初は兎草早織にバカにされる亀田美羽だが最後にはどんでん返しが起きる」というような内容となる可能性も考えられます。

ただあの「カメラを止めるな!」で大どんでん返しを演出した上田慎一郎監督のことなので、あえてイソップ寓話とは全く関係のない内容にする可能性もなきにしもあらずですし、何れにしても結末が読めないことは確かです…。

「家族の正体」が気になるところ

「イソップの思うツボ」では「家族」の存在にもフォーカスが置かれていますが、実際に「カメラを止めるな!」では親子愛にフォーカスして物語が展開されていきました。

実際に今回の主人公3人の設定に関してもよく見てみると、色々と気になる点があることも確かです。

  • “家族”の仲も良く、カメだけが友達の内気な女子大生、亀田美羽
  • 大人気“タレント家族”の娘で、恋愛体質の女子大生、兎草早織
  • “復讐代行屋父娘”として、その日暮らしの生活を送る戌井小柚

それぞれ「家族」を表す部分が強調されている=設定としての家族は偽物で、何か別に「本当の姿」がある?

色々な憶測がありますが、この家族の正体こそが物語の鍵を握るのではないかなと思います。

それこそ今回は「騙しあいバトルロワイヤル」なわけですから、一見タレント家族で華々しい兎草一家にも裏があるかもしれませんし、おそらく大人しく静かな亀田一家がそんな兎草一家に一泡ふかせるというような展開も。

一方の戌井一家も「復讐代行屋」ということなので、そういった亀田一家と兎草一家のいざこざに大きく関わってくるのかもしれません(亀田一家が戌井一家に復讐代行を依頼する?)。

ラストの結末はどうなるのか?

さて、そうして色々な憶測を立てることができる「イソップの思うツボ」ですが、ラストの結末はどういったものになっていくのでしょうか。

今回は騙し合い・復讐といったようなダークなワードが目立つ作品となっており、一見するとサスペンスのような凄惨なシーンや結末が描かれることは考えられます。

 

しかし、あの「カメラを止めるな!」のコメディー要素を見てみても、やはり上田慎一郎監督らが描く作品というのは「愛」が1つのテーマとなった、面白おかしい作品であることは間違いありません。

それこそ「家族」が今回は1つのキーポイントとなっているのですから、例えば女子大生という思春期の娘と親のあのなんとも言い難い距離感だったり、そのわだかまりが物語の進行に沿って解消されていく姿だったり。

そうして主人公であるヒロイン3人だけでなく、彼女たちを取り巻く環境や周りにいる大切な人たちも成長していく姿が「イソップの思うツボ」では描かれていくのではないかなと思います。

「カメラを止めるな!」の、あの主人公だけでなくキャスト全員が成長していく姿だったり、結局はみんなで力を合わせていくという王道の展開も大好きなので、最終的なラストの結末としてはキャストみんなが「友情」「愛情」を通じて幸せを手にするような展開を期待しています。

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映画「イソップの思うツボ」は芸能人の感想や評価でまた口コミが広がるか?

まさに「読めない」作品であるこの「イソップの思うツボ」ですが、前作の「カメラを止めるな!」のようにまた芸能人をはじめとする多くの人の口コミで人気が広がっていくのではないかなと思います。

ちなみにカメ止め当時の絶賛ツイートは以下のような並びとなっていますが、カメ止めにコメントした芸能人がまた「イソップの思うツボ」にどんな反応を示すのか?というのも注目して見てみたいところですね。

ただ、それと同時にあれだけカメ止めが大ヒットしたということもあり、今作「イソップの思うツボ」はそれだけ期待やハードルが高まっているということも確かです。

アニメやドラマでも「勝負の2話目」なんてよく言われたりもしますが、上田慎一郎監督をはじめとする映画制作陣の実力が試されている中で、どれだけのどんでん返しや衝撃的な展開が繰り広げられていくのか楽しみで仕方ありません。

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