今回はRADWIMPS「大丈夫」MVロケ地となった撮影場所について、チェックしていきたいと思います。
数々の映画ランキングを総ナメにし興行収入も数十億にものぼる大ヒットを遂げた「天気の子」、何よりその映画を盛り立てていた大切な要素はやはり今回の「大丈夫」を始めRADWIMPSが手がけた主題歌の数々でしょう。
「君の名は。」が限りない大ヒットを博したということもありおそらく新海誠監督にはプレッシャーもあったとは思いますが、そういった中で映画ファンや日本人のみならず世界中の人々の予想の遥か上をいく名作を生み出したことは、もはや見事の一言でしかありません。
そういった中で「愛にできることはまだあるかい」のMV公開に次いで、主題歌の1つである「大丈夫」のMV動画も2019年11月5日に公開され大きな反響を受けています。
「君の大丈夫になりたい」という優しく力強いフレーズとメロディーが印象的な「大丈夫」、自分も実際に「天気の子」の映画を見てとても感銘を受けたのですが、このMVもまた撮影場所となったロケ地が壮観で圧倒的な感動を受けました。
そんな話題の「大丈夫」MVロケ地となった撮影場所の山・草原が長野県だという噂があるようなので、今回の記事で詳しくチェックしていきましょう。
RADWIMPS「大丈夫」MVロケ地の撮影場所は長野県?
ということで早速内容に入っていきたいと思いますが、今回話題を呼んでいるのがこちらのRADWIMPS「大丈夫」のMV動画。
大ヒットを博した映画「天気の子」が2019年7月に公開されてから4ヶ月ほどたった11月5日に、突如この「大丈夫」のMV動画がRADWIMPSのYouTubeチャンネル上にて公開されました。
11月27日にRADWIMPSによる映画「天気の子」の主題歌集「天気の子 complete version」のリリースを控えている中で、収録曲「大丈夫」のPV・ミュージックビデオが公開されたということで、RADWIMPS・天気の子の両方のファンを中心に大きな反響を呼んでいます。
今回公開された「大丈夫」のMVは冒頭では薄暗い部屋で歌うRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎さんの姿が描かれており、楽曲の物寂しくありながらも優しく寄り添ってくれるようなイメージが象徴的に描かれています。
部屋の薄暗い雰囲気、どこか哀愁を漂わせる野田洋次郎さんの振る舞い、けれどもそこに確かに感じる強い意志と優しさ。ふと差し込む光と陰、行っては帰る振り子の動き、枯れゆく一輪の花…。
MVにおける1つ1つの要素が「大丈夫」の世界観や歌詞を象徴しているようで、実際に歌詞にもある「時の進む力」「足も付かぬ水底」「空っぽな未来」「ただ流れる空」などを彷彿とさせるような演出となっていました。
そして歌詞と物語が進むにつれ場面は展開していき、後半では大自然を捉えた壮大な映像が映し出されています。
この後半部分に関しては「圧巻」の一言で、広がる山々をバックに草原で魂を込めて演奏するRADWIMPSのメンバーの姿が、どこか神々しさすら感じさせるほどに美しいのでした。
今回の「大丈夫」はCDリリースに先駆けてMV公開日と同時に先行配信も行われていますが、この楽曲もまた「天気の子」を彩る大切な大切な一曲であったことを改めて思い知らされました。
そんな話題の「大丈夫」のMVですが、ロケ地となった撮影場所については長野県ではないか?という声が多く挙がっているようでした。
例えば「愛にできることはまだあるかい」のMVロケ地となった撮影場所は田端駅の周辺でしたが、ここもまた聖地巡礼と言わんばかりに数多くの映画ファンが今もなお足を運んでいます。
今回の「大丈夫」のMVロケ地についても同様にファンとしては訪れたい気持ちもあるので、少し調査をしてみました。
RADWIMPS「大丈夫」MVロケ地の撮影場所と思われる野田洋次郎のツイート
山の空気をおすそ分け pic.twitter.com/YcGMMIMnyV
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) October 10, 2019
さて、ということで「大丈夫」のMVロケ地となった撮影場所について検証を行ってみたのですが、案外長野県であるという情報は正しかったように思います。
というのもRADWIMPSの野田洋次郎さんのツイートに根拠となり得る情報がアップされていたのですが、こちらの「山の空気をおすそ分け」という投稿に添えられた画像が今回の「大丈夫」MV撮影で訪れた場所であるようにいくつかのファンからは言われていました。
常にツアーやライブで全国各地を巡り巡っている野田洋次郎さんはじめRADWIMPSですが、このようにふと景色の画像をあげることなどが時折あって、それは主に仕事で訪れた場所であることが多いです。
このツイートは2019年10月に投稿されたものですが、MV公開から1ヶ月ほど前のタイミングということを考えても、やはり「大丈夫」のMV撮影でこの場所を訪れたと考えてよいでしょう。
そして投稿にある山々の画像をよく見てみると、奥の方に雲海に浮かぶ富士山の姿を確認することができますね。
このことからまず富士山が見える場所というところで絞れるのですが、山梨県内だとするともう少し大きく手前に写ると思うので、これは隣県である長野県あたりで撮影されたものと考えられます。
実際、新海誠監督は長野県小海町の出身であることがわかっていることからも、そういった自身のルーツであり故郷と言える長野県をロケ地・撮影場所の1つとして選んだのではないでしょうか。
ちなみに個人的には長野県と山梨県を跨ぐ「八ヶ岳」あたりで撮影されたのではないかと踏んでいます、ご近所の方など詳細な情報がありましたらぜひお教えくださいませ。
追記:野田洋次郎さんのインスタストーリーにて、「信州バーベキュー協会」という文字や長野県中部でケータリングしている様子が投稿されていました。
そのことからも霧ヶ峰や諏訪、そして上記八ヶ岳など長野県の高原にて撮影されたものだと考えられます。
ちなみに「君の名は。」で大ヒットを博した同じくRADWIMPSの楽曲「前前前世」のMVは、静岡県富士宮市が撮影場所のロケ地であったと言われています。
新海誠監督が描く星・山・草木といった自然風景が個人的にとても好きなのですが、おそらくこういった映画に関わった楽曲のMVの撮影1つをとってみても、そういった新海誠監督の想いや映画の世界観に寄り添ったものであるように感じました。
もはや「RADWIMPSといえば…」というような代表的な作品ともなった「君の名は。」「天気の子」の楽曲の数々ですが、野田洋次郎さん個人の思い入れとしても撮影場所やロケ地には相当こだわったのだと思います。
RADWIMPS「大丈夫」が流れる「天気の子」後報も最高にアツい
ちなみに補足としてではありますが、今回MVとして公開された「大丈夫」が使用された上記「天気の子」後報動画もオススメです。
予報は大きく話題を呼んでおり数多くの人の目に触れていましたが、後報も素晴らしい内容となっているので個人的にたくさんの方々に見ていただければ嬉しいです。
この後報は特に映画のクライマックスの雰囲気やメッセージ性を惜しみなく描いた映像となっており、「大丈夫」の楽曲も相まってとにかくもうめちゃくちゃ感動します。
映画をまだ観ていないという人もぜひ一度足を運んでいただきたいですし、映画を一度観た人にとってももう一度観てみたくなってしまうような内容となっていますね。
今回の「大丈夫」は自分も特にお気に入りの楽曲でしたので少し力を入れて紹介してしまいましたが、少しでも楽曲や映画の良さが伝わったなら幸いです。
まとめ
ということで今回は、RADWIMPS「大丈夫」MVロケ地となった撮影場所について、長野県や山梨県などを念頭にチェックしてきました。
映画「天気の子」の大ヒットはもちろん新海誠監督の手腕あってこそだと思いますが、改めて「大丈夫」をはじめとするRADWIMPSの楽曲の1つ1つがそこに彩りを足していたことに気がつきます。
「グランドエスケープ」「愛にできることはまだあるかい」は特にテレビ番組などでも披露されたりとメイン主題歌として注目を集めていますが、その他の「大丈夫」「祝祭」なども非常に素敵な楽曲なのでぜひこの際に聴き込んでいただければ嬉しいです。
また次の作品がどうなるか…ということに映画ファンとして、RADWIMPSファンとして期待してしまうところですが、またゆっくりとしっかりと時間をかけて新たな名作が生まれるのを待ちたいと思います。
改めまして素敵な楽曲、MVをありがとうございました。今後の新海誠監督やRADWIMPSのさらなるご活躍を願っています。