あの「ワンピース」が、「カップヌードル」とコラボしたらしい。
世間をそう賑わせているのはCM業界でも特に攻めた内容を放送している(と思ってる)日清、今回は人気商品であるカップヌードルの最新CMがオンエアから即話題を呼んでいます。
https://twitter.com/cupnoodle_jp/status/1129342047343656960というのも、今回の最新CMはこの通りあの「ワンピース」とのコラボ。
「アオハル、再び。」という文言とともにリリースされたこのCM映像は瞬く間に話題を呼び、そして早くも続編を期待する声まで高まっています。
今回は「ゾロ篇」ということでゾロが主人公となるCM内容でしたが、ルフィ/サンジ/ナミ/チョッパー/フランキー/ロビン/ウソップ/ブルック/など、他の麦わらの一味バージョンの続編についても気になるところ。このワクワクのまま予想を繰り広げていってみましょう。
ワンピース&カップヌードルCMに麦わらの一味がコラボ出演!
さて、改めて今回大きく話題を呼んでいるのがこちらの「HUNGRY DAYS ワンピース ゾロ篇」。カップヌードルのCMの最新作となっています。
カップヌードルのCMといえば、過去に「魔女の宅急便」「アルプスの少女ハイジ」「サザエさん」など日本のアニメ作品の中でもビッグタイトルのものとコラボを重ねてきたことで話題を呼んでいました。
https://twitter.com/cupnoodle_jp/status/876613976385126400
「もし、〇〇が現代の高校生だったら。」
そんな突飛なテーマを「アオハル=青春」という印象的なワードとともに映像化するこのシリーズでは、アニメのキャラクターが私らと同じように普通の高校生として生活を送る様子をCMにしています。非常に面白い発想ですよね。
BUMP OF CHICKENの楽曲「記念撮影」がシリーズを通してCMソングとして採用されていることでも、大きく話題を呼んでいます。
そんな話題性の強いカップヌードルが今回コラボを発表したのは、あの国民的漫画・アニメとして世界中で大人気の作品「ONE PIECE(ワンピース)」。
「HUNGRY DAYS ワンピース ゾロ篇」と題し、「もしONE PIECEのキャラクターがこの現代で、高校生として高校生活を送っていたら…」という原作ファンも驚きの内容のCMとなっています。
実際のワンピースでは麦わらの一味はもちろん海賊ですが、このCMにおいては彼らはそうではなく「高校生」。まるで私らと同じように学校で時間を過ごし、そして青春の1ページを確かに刻んでいきます。
何より熱いのは、キャラクターの声を担当する声優陣でしょう。
CMの内容こそ原作とはパロディー的に異なっている部分はありますが、声優陣はなんと田中真弓さんや中井和哉さんなど原作のワンピースアニメと同じ声優さんが担当しているのです。
ファンとして彼らの新しい一面といいますか、海賊としてではなく高校生として過ごすキャラクターを演じる声優さんの一面を見れるのもとても嬉しいことですね。
ワンピース&カップヌードルCMの続編を考察&予想
さて、そうして世界中のワンピースファンを始めたくさんの人の話題を呼んでいるカップヌードル最新CM「HUNGRY DAYS ワンピースコラボ」。
今回は麦わらの一味の中から「ゾロ」にフォーカスが置かれている内容となりましたが、続編に対する期待の声も早くも高まっています。
個人的に最初はルフィ篇だと思ったのですがゾロから始まったということで、さらにはCMの最後にルフィも登場してきたということもあり、続編について非常に気になることだらけです。
と、その前にまず。続編について予想していく上でいくつか考慮するべき点があると思います。
- 「ゾロ篇」などのように1つのCMで1人の主人公
- 主人公に関する「ワンピース本編の物語」が基礎となる
=ゾロで言えば「ミホークに敗北」「たしぎとの約束」等 - ワンピース本編の物語からは大きく外れないはず
=おそらく本編に対するリスペクトは欠かない - 「青春」が1つのテーマとなっている
これらの点は、麦わらの一味のどのキャラクターを題材にしたとしても変わらないのではないかなと。
何より本編の内容を覆すようなもの(ex.ゾロがミホークに勝つ・シャンクスの腕がある)を出してしまうと普通に炎上してしまうと思いますし、何よりコラボをするということは「双方にとってメリットがある=カップヌードルとワンピース双方の宣伝になる」ということでもあります。
そういったことを考えると基本的にワンピースの原作において印象的なワードであったり、そのキャラを象徴する出来事であったり、あくまで原作に基づくような内容がCMでフォーカスされるのではないかなと思いました。
https://twitter.com/cupnoodle_jp/status/1131016830045134850
ちなみに「隠しキャラ」と呼ばれるように色々なキャラが背景に登場していることについては、あまり主人公となるキャラとの関連性などはないものとして考えて良いでしょう。ゾロと直接的な関連性のないキャラもたくさん出ていますし(白ひげなど)、隠しキャラはお楽しみ要素くらいに捉えておくのが良いですね。
それではそういったことを踏まえて、これから放送される可能性のある麦わらの一味の他メンバーのキャラ設定や、続編について予想していきましょう。
ワンピース&カップヌードル:ゾロのキャラ設定
まずゾロに関しては今回のCMで明らかになりましたが、簡単におさらいしておきましょう。カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【ゾロ(ロロノア・ゾロ)声:中井和哉】
剣道に打ち込む高校2年生。1年のときに、剣道の全国大会で、同じ高校の先輩であるミホークに敗れる。それ以来、いつかミホークを打ち破り、世界一の剣豪になることを目標にストイックに部活に励んでいる。極度の方向音痴で、いまだに学校へのルートを把握しきれておらず毎日遅刻。加えて居眠りの常習犯、クラスメイトのサンジとのケンカなど学校での生活態度はあまり褒められない。授業中はほぼ寝ているので、しばしば先生にチョークを投げられるが、定規で斬ってしまうので当たったことがない。
【ミホーク(ジュラキュール・ミホーク)声:掛川裕彦】
剣道部の主将であり、全国大会優勝の実力者。その剣の威力はすさまじく、剣道の防具を真っ二つにしてしまうこともある。普段は黒く長い竹刀を使っているが、格下の相手と試合をするときは、短い竹刀で戦う。去年の全国大会ではゾロを相手に短い竹刀で圧倒。完膚なきまでに叩きのめした。7人の生徒で運営している生徒会「七武会」に所属し、学校の風紀などを気まぐれで取り締まったりしている。週末には近所の家庭菜園でキャベツの世話をするという牧歌的な趣味もある。
ストーリーについては上記を見ていただければわかると思いますが、やはりゾロを語る上では「ミホーク」の存在は欠かせないのでしょう。
今回は同じ剣道部に所属する者として大会でゾロとは戦うわけですが、「短い竹刀で戦う」という部分まで再現されておりファンとしてもとても嬉しいばかりです。生徒会が「七武会」というのもめちゃくちゃ面白いですよね。
加えて、今回のゾロ篇でのコラボCMで明らかになったのは、「世界一の剣豪になる」という夢に関しては原作と全く異なっていないという点。
他のキャラも同様になると思いますが、このように「原作で思い描いている夢に向かって若々しく生きている日々=青春」というような捉え方をして大方間違いはないのかなと思いました。そしてそこにゾロで言えば「方向音痴」「居眠り」「三刀流」というようなキャラクターとしての特徴をさりげなく絡めていっているのだと思います。
見れば見るほど、原作への愛情や面白い要素が見つかっていきますね…。
ワンピース&カップヌードル:ナミのキャラ設定と続編予想
続いてはナミ篇、カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【ナミ 声:岡村明美】
頑張り屋の女子高生。小学校の頃から、台風が来て休校になることを予測するなど、天気を当てるのが得意だった。いつもみかんの香りがするハンドクリームを使っている。
まず公式によるキャラクター設定の順番が「ゾロ→ナミ→ウソップ」というようになっていることから、このワンピースとのコラボCMは「原作でルフィと仲間になった順番」と同じように展開されていくのではないかなと思います。
多くの人はゾロ篇の次にルフィ篇を期待しているかもしれませんが、おそらくは次にくるのはナミ篇ではないかなと。あくまで予想ではありますが…
そういったことを踏まえてナミ篇の物語について予想していくと、ナミの場合は女性なので「女子高生」という設定となっていましたね。
「天気を当てることが得意」とあるように、原作での航海士としての特徴もわかりやすく再現されています。普通に台風予想する女子高生ってめちゃくちゃすごいんですけどね…笑。
そんなナミのワンピース原作における「夢」は、「自分の目で見た世界中の海図を描くこと」。
これを高校生活に当てはめるとすると、部活は「美術部」なのではないかなと思いました。航海士と高校生は少し直接的に結び付けにくい部分がありますが、「図を描く」という部分においては美術部に所属しているのが無難でしょう。
また、ゾロ篇においてミホークが登場してきたことからナミ篇では「アーロン」が登場するのではないかなと薄々感じてはいますが、ナミの物語を構成する上では以下の要素はCMにも何らかの形で出てくるのではないかなと思います。
- 「自分の目で見た世界中の海図を描くこと」という夢
- アーロンやノジコの登場
- 「盗み」「お金」「みかん」に関する要素
- 名言:もう泣くだけ泣いた…!!弱音も吐いた…!!覚悟も決めた!!行かなきゃ…!!みんな戦ってるんだ!!!
夢に関しては先述したように美術部に所属しており、全国大会での優勝などを目指しているのではないかなと(もしかしたら大会の賞金目的の可能性も)。
そしてそれを阻害する存在としてアーロンが登場するわけですが、魚人ではなく人間として(あまり想像できませんが)、それも他校のチョイ悪なヤンキー生徒としてナミの夢を邪魔するのではないかなと思います。
盗みに関しては流石にコンビニなど市販のものを盗んだりするのはCM上よくないと思うので、アーロンのような悪者だったりそういった人たちのものやお金を「くすねる」くらいの演出になるのでしょう。
ワンピース&カップヌードル:ウソップのキャラ設定と続編予想
続いてはウソップ篇、カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【ウソップ】
1年生の時はよく学校の裏サイトでフェイクニュースを流すひねくれものだった。2年生になるとゲームが得意なことで周囲から尊敬を集め、裏サイトにあまり現れなくなった。
ナミ篇に続く形でウソップ篇も放送されるのではないかなと思いますが、ウソップに関してはやはり「ウソ」が物語のキーを握ることは間違いありません。
そんなウソップの夢は「勇敢なる海の戦士になること」ですが、以下の要素はウソップ篇のCMに登場するのではないかなと予想されます。
- 「勇敢なる海の戦士になること」という夢
- カヤの登場
- 「嘘」「狙撃」「逃げ足」に関する要素
- 名言:仲間の夢を、笑われた時だ!!!
公式の設定ではゲームが得意で周囲から尊敬を集めているということですが、CMにおいては1年生から2年生になる過程をメインに描かれるのではないかなと思います。
カップヌードルのCMにおけるウソップは「勇敢なる海の戦士になること=ひねくれ者から正直者になるまでの過程」といったことや、嘘をつかずに実力で周囲から認められるということが大切な要素になり、それを「ゲーム(おそらくシューティングゲーム)」を通じて実現していくという流れが予想されます。
その過程で一度は嘘をついて逃げ出すようなシーンがありながらも、「仲間の夢=ルフィの夢」を悪者(キャプテン・クロもしくはミス・メリークリスマスなど)に笑われたことに怒り、実力をもってしてその名誉を取り返していく。
といったように、少年ジャンプらしい情熱的な青年の姿が最終的には描かれるのではないでしょうか。
ワンピース&カップヌードル:サンジのキャラ設定と続編予想
続いてはサンジ篇、カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【サンジ(ヴィンスモーク・サンジ)声:平田広明】
料理とサッカーが得意な高校生。近所のレストラン「バラティエ」でアルバイトをしており、SNS映えをするスイーツを作っては、女性客を喜ばせている。口にはいつも棒付きキャンディをくわえている。
サンジは公式の設定で「棒付きキャンディをくわえている」となっていますが、これは確かに高校生という年齢に見合った面白い設定ですね。
そして「オールブルーを見つける」という夢が1つのキーとなっていくと思われますが、以下の要素はCM内でも登場することでしょう。
- 「伝説の海オールブルーを見つけること」という夢
- オーナーゼフや首領クリークやギンの登場
- 「女好き」「蹴り技」「料理」の要素
- 名言:…長い間!!!くそお世話になりました!!
他のキャラクターが「学校」が主な舞台になっていると思われますが、サンジについては「バイト」が青春のメインシーンとして舞台になるのではないかなと思います。
現実でもそうであるように青春の形も人それぞれで、例えばゾロやナミが「部活」だとしたらロビンは「勉強」で、ウソップは「ゲーム」、そしてサンジは「バイト」といったようにそれぞれが思い入れのある舞台というのは異なってくることでしょう。
そんな中でサンジは「オールブルー=世界中の食材」を見たいというような夢に向かってレストランのアルバイトで成長し、そして卒業していく。そういった話が物語のメインストーリーとなるのではないでしょうか。
その中でお金のないギンにご飯を作ってあげたり、レストランのオーナーであるゼフとの別れのシーンを再現したりと、原作に則ってサンジの成長の物語が描かれていくことが予想されます。学校でのサッカーのシーンもかなりダイナミックな演出になるのでは…と期待してしまいますね。
ワンピース&カップヌードル:チョッパーのキャラ設定と続編予想
続いてはチョッパー篇、カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【チョッパー(トニートニー・チョッパー)声:大谷育江】
ちょっと幼いが、純粋でみんなにかわいがられるトナカイ顔の青年。医療に精通していて、常に保健室でケガ人の手当てを手伝っている。
チョッパーの夢といえば「万能薬(=何でも治せる医者)になること」でしたが、動物として登場している原作とは違って「トナカイ顔の青年」としてCMには登場しています。「トナカイ顔」って初めて聞きました…笑。
チョッパーにはやはりヒルルクの存在などが欠かせないかとは思いますが、以下の要素がCMにも登場するのではないでしょうか。
- 「万能薬(=何でも治せる医者)になること」という夢
- ヒルルクやDr.くれはやワポルの登場
- 「医者」「照れ屋」「ランブルボール?」の要素
- 名言:お゛れが”万能薬”に゛なる゛んだ!!!何でも治ぜる医者になる゛んだ!!!
公式の設定でもやはり医療に精通していることは共通しており、保健室でケガ人の手当てを手伝っているとのことですが、この時点で「保健室の先生=Dr.くれは」が登場するということは予想できます。
ヒルルクについては彼が命を絶ってしまうというショッキングなシーンは流石にCMでは流せないと思うので登場は確定とまでは言えませんが、何かしらの形では姿を見せるのではないかなと思います(ゾロ篇でエースの顔が映らないように描かれているように)。
そして物語としては、重病人とまではいきませんが重い症状を抱える生徒がいる中で、チョッパーが「万能薬」になるために奮闘していくという展開がメインストーリーとなるでしょう。
個人的にはランブルボールのようなボール型のキャンディーを食べて元気が出る、身体がほぼはみ出てしまっている照れ照れダンスなど、原作の要素もある程度再現されることを期待しています。後者は絶対かわいい。
ワンピース&カップヌードル:ロビンのキャラ設定と続編予想
続いてはロビン篇、カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【ロビン(ニコ・ロビン)声:山口由里子】
クールで頭脳明晰、しっかり者の女子高生。歴史に興味があり、日本史のテストは満点。日本史で4世紀前後に存在する「空白の150年」の謎を解き明かすのが夢。
ロビンといえば「真の歴史の本文を知ること・それをラフテルへ導くこと」が原作における夢ですが、CMに登場する要素としては以下のようなところではないでしょうか。
- 「真の歴史の本文を知ること・それをラフテルへ導くこと」という夢
- クロコダイルや青キジの登場
- 「博識」「手」「花」の要素
- 名言:生ぎたいっ!!!!
公式の設定では歴史に興味があるということや、空白の150年を「日本史で4世紀前後に存在するもの」として位置付けることで原作を再現しています。この再現方法は面白いですよね。
ただ、ロビンの物語はオハラの件もそうですが少々重めに展開されていくので、CMで少しコミカルに描いていくというのはなかなか難しそうでもありますね。流石に故郷が焼かれる描写は出せないでしょうし…。
そういう意味ではあくまで「歴史を探求していく」ということに、物語のフォーカスは置かれるのではないかなと思います。
それをクロコダイルが阻止しようとしたり、時には青キジに助けられたりと、周囲の人間たちと関わり合いながらストーリーが展開されていくのではないでしょうか。
また、「ハナハナの実」を実世界で再現するのは難しいかもしれませんが、「花」を身体にまとったりと何かしらの要素は取り入れられると思います。ロビンが正直一番予想が難しいところですね…。
ワンピース&カップヌードル:フランキーのキャラ設定と続編予想
続いてはフランキー篇、カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【フランキー(カティ・フラム)声:矢尾一樹】
もともとは不良高校生で、フランキー一家という族のリーダーをやっていたが、最近では大工になるという夢に向けて、文化祭のアーチをつくったり、みんなの役に立とうと頑張りはじめた。
フランキーの夢は「仲間と自分の作った船で旅に出て、その船が世界の果て(ラフテル)まで達するのを見届ける事」でしたが、CMと絡んでくるのは以下のようなところでしょう。
- 「仲間と自分の作った船で旅に出て、その船が世界の果て(ラフテル)まで達するのを見届けること」という夢
- アイスバーグやロブ・ルッチやフランキー一家の仲間の登場
- 「大工」「機械」「コーラ」の要素
- 名言:今日からコイツが!!お前らの船だ!!!
公式の設定では不良高校生だったフランキーですが、これも原作と照らし合わせると「フランキー一家」としてならず者集団を率いていた時期とリンクするものがありますね。
ストーリーとしてはそこからルフィと出会い改心していく様子が原作同様描かれていくことでしょう、文化祭のアーチを作ったり人の役に立とうと頑張り成長する姿がメインストーリーとして描かれることが予想されます。
また、フランキーの夢をCMで表現する上でも「文化祭の成功」というのは1つ大事なポイントとなるのではないでしょうか。
サンジのケースにおいて「青春の形は人それぞれ」ということをお伝えしましたが、フランキーにとって高校生活における青春とは「文化祭」などの学校行事だと捉えることができます。
そう考えると作った文化祭のアーチが壊されてしまったり、文化祭の開催に向けて何かしらの障壁が描かれることは確かで、その過程でアイスバーグやロブ・ルッチ、あるいはスパンダムなども登場するのではないかなと思います。
また、フランキーを語る上では欠かせない「コーラ」も必ずCM内で描かれることでしょう。おなじみの「スーパー!」のセリフもCMバージョンで聞くことができるのではないでしょうか。
ワンピース&カップヌードル:ブルックのキャラ設定と続編予想
続いてはブルック篇、カップヌードル公式での設定は以下のようになっています。
【ブルック】
ガイコツのようにガリガリな青年。日光が苦手で、引きこもりのような生活をしていたせいで去年は留年してしまったが、ルフィに誘われ学校に行くようになる。音楽が好きで、自作の曲をネットにアップするのが趣味。
さて、ブルックは「偉大なる航路を一周して、リヴァース・マウンテンで別れたラブーンと再会すること」が原作における夢でしたが、CMでは以下のような要素が登場することが予想されます。
- 「偉大なる航路を一周して、リヴァース・マウンテンで別れたラブーンと再会すること」という夢
- モリアやペローナやアブサロムなどの登場
- 「音楽」「剣士」「自虐」の要素
- 名言:私はやはり音楽家(アーティスト)!!作品を生み出す事こそ、私の生きがい!!
ブルックはなかなかCMで原作の物語を再現していくのが難しいかもしれません、特に「夢」の部分はラブーンなどをどう描くかが注目すべきポイントですね。
そういった中で公式では引きこもって留年していたところ、ルフィに声をかけられ学校へ行くことになるということで、少しオタクのようなキャラクターとしての成長の物語が描かれていくのではないでしょうか。
ゾロが「部活」、サンジが「バイト」、ロビンが「勉強」、フランキーが「行事」に青春のポイントが置かれていたように、ブルックにおいてはそれが「通学」のような要素になるのかもしれません。
ラブーンについては擬人化されてしまうのは何だか微妙なラインではありますが、ブルックが恋心を寄せていた人で、その人に再開するために頑張って学校に行くというストーリーかもしれません。もしくは学校で飼っている動物に再開するため…か。
ただラブーンを描くと少しややこしくなる可能性も否めないので、ここは「音楽」にフォーカスするパターンもあり得るでしょう。
引きこもっていたときはネット上でしか自分の曲を聴いてくれるがいなかったものの、学校でもその才能が認められ、最終的には大勢の前でライブをするまでに。というようなブルックの人としての成長を描く物語も良いですね。
また、ブルックおなじみの自虐ネタだったり「45度!!」のポーズなど、コミカルな部分も描かれるのではないかと個人的には期待しています。
ワンピース&カップヌードル:ルフィのキャラ設定と続編予想
そしてルフィ篇。カップヌードル公式での設定ですが、ルフィだけなんと「COMING SOON」とされているのでした。
【ルフィ(モンキー・D・ルフィ)声:田中真弓】
COMING SOON
このことについてはおそらくゾロの次にナミ、ウソップ、サンジ…というように仲間になる順番に沿ってシリーズが展開されていくため、ルフィがシリーズ最後の物語として描かれるためではないかなと思われます。最後の最後までお楽しみに、ということではないでしょうか。
そんなルフィの夢はもちろん「ひとつなぎの大秘宝を見つけて海賊王になること」ですが、CMにおいては以下の要素が登場することでしょう。
- 「ひとつなぎの大秘宝を見つけて海賊王になること」という夢
- シャンクスやサボの登場
- 「ゴム」「大食い」「早寝」の要素
- 名言:海賊王に俺はなる!
さて、ルフィの物語としては公式で発表されている要素が少ないので想像が難しいところではありますが、「”海賊王”が高校生活においては何に当たるのか」というところがキーポイントになってくるでしょう。
まず、ゾロ篇の最後に登場するルフィの「かぁっこいい」「うるせえ!」という2人のやり取りは原作を再現したもので、ファンとしてはこれ以上ないくらい嬉しい演出でしたが、シリーズを通してルフィはこのように各キャラ篇に登場するのではないかなと思います。
そうしてルフィと各キャラが出会ったシーンを再現し、より原作の物語を際立たせる演出がなされるのではないでしょうか。
そんなルフィのメインストーリーについてはやはり予想が難しいところではありますが、流石に世界戦争篇のような凄惨な状況は描かれないとは思います。エースも一応生きているという設定になっていますし。
そう考えるとある特定のキャラクターやシーンに絞らず、色々な敵キャラが登場してきたり、シリーズの「総まとめ」的な演出が入るのではないかなと予想されます。もちろんシャンクスはその中でも大切な存在として描かれることでしょう。
公式の情報などがさらに入り次第追記もしていきますが、現時点ではルフィの物語が意外にも一番予想しづらいというのが実際のところですね。
まとめ
ということで、ワンピースとカップヌードルのコラボCM「HUNGRY DAYS ワンピース」について、各キャラの設定や今後の続編における展開予想などをチェックしてきました。
もちろん他の作品をCMに取り入れるということで賛否の声もあがることがあるかもしれませんが、この豪華なコラボによってワンピースに興味を持つ人が1人でも増えるのであれば自分としては嬉しいなあと思います。
カップヌードルの宣伝になっているかどうかはちょっと定かではありませんが、ワンピースの原作をどのように再現しパロディー化していくのか、そして麦わらの一味にとっての「アオハル」つまりは「青春」とはどういったものとして描かれていくのか。
その1つ1つに注目しつつ、今後の続編での展開を楽しみにしていたいですね。素晴らしいコラボをありがとうございます!