今回は新国立競技場の収容人数や旧国立競技場との違い、ライブ・サッカーの収容人数をチェックしていきたいと思います。
旧国立競技場が2014年に閉鎖されて建て替えが進んでいた新国立競技場が2019年11月に工事が完了して12月にお披露目がされます。新国立競技場は旧国立競技場からどのように変化したのか気になりますよね。
今回は、新旧国立競技場の収容人数だけではなく、ほかの主な競技場の収容人数にもスポットを当てていきます。
新国立競技場の収容人数は最大6万人に
新国立競技場の収容人数は旧国立競技場の5万4千人から1万4千人増えて6万8千人収容できるように大きく収容人数が増えています。
また、オリンピック後には収容人数を8万人まで収容できるようになるプランがあるそうなのでチェックしてみたいと思います。
オリンピック後には収容人数が8万人になる
オリンピック開催時の収容人数は6万8千人ですが、オリンピック終了後に8万人まで収容できるように変更できるプランがあるそうです。
8万人収容できるプランはまだ公表されていませんが、設計の段階で8万人収容できるような構造があらかじめ考慮されているとのことです。
おそらくはライブ対応やサッカーなどのスポーツ観戦対応用に陸上トラックを観客席にできるようになっているのかもしれません。
何れにしても日本を代表する競技場となることは間違いありませんし、オリンピックに限らず今後長い間に渡ってライブやスポーツで活用されることでしょう。
新国立競技場のライブやサッカー観戦の収容人数はどれくらい?
新国立競技場の収容人数は、オリンピックのような陸上競技では6万8千人となっていますがライブやサッカー観戦での収容人数がどのようにかわるのかをチェックしてみましょう。
ライブやサッカー観戦の公式収容人数は公表されていませんが旧国立競技場時代の状況から推測することができます。
ライブでは、5万4千人収容できる旧国立競技場にてL’Arc~en~Cielが過去に8万人規模のライブを行っていることから、標準の客席の増加分を考慮すると9万人規模が可能と思われます。
また、サッカー観戦では陸上トラックを観客席に改装することで8万人規模の収納が可能といわれていますので、8万人前後の収容人数となるようです。
新国立競技場と旧国立競技場の違いは?
新国立競技場と旧国立競技場の違いは、大きく分けて以下の3つの違いがあります。
- 収容人数が増加
- 客席が全天候型になる
- 客席の増設が初めから考慮されている
まず1つ目は、収容人数の違いです。
「新国立競技場の収容人数は最大6万人に」で書いたように、旧国立競技場の5万4千人から新国立競技場では1万4千人増加し6万8千人となっています。
そして2つ目は、客席が全天候型となったこと。
旧国立競技場では客席は一部を除いて屋根がなく、雨天等の悪天候には対応できませんでしたが、新国立競技場では競技エリアには屋根はないものの客席を覆う屋根が設置されており雨天にも対応できるようになってます。
最後に3つ目は、観客席の増設が初めから考慮に入れられていることです。
旧国立競技場ではライブなどの使用を想定していなかったため、観客席の増設等に制限がありましたが、新国立競技場では設計の段階で初めから客席変更が考慮されているため、柔軟に変更しやすくなっています。
新国立競技場と他の有名スタジアムの収容人数を比較
それではここからは日本の主要なスタジアムや世界のスタジアムの収容人数について、新国立競技場と比較していきたいと思います。
東京ドームの収容人数
東京ドームの収容人数は通常4万6千人でライブ時は5万5千人まで拡張されて収容できます。
旧国立競技場時代は同等の収容人数だったのが、新国立競技場に立て替わることで収容人数で大きく差をつけていますね。
日産スタジアムの収容人数
日産スタジアムの収容人数は陸上競技時で7万3千人ですので、新国立競技場は収容人数で負けていることがわかります。
新国立競技場は都心エリアに建てられていることもあり、設計にも制限があったのではないかと思います。
センテニアル・オリンピックスタジアムの収容人数
こちらはアメリカに設置されているセンテニアル・オリンピックスタジアムはさらに規模が大きく8万5千人と新国立競技場に比べてより大規模な収容人数となっていますね。
やはりアメリカの国土は広いので規模も大きくなるようです。
スタジアム・オーストラリアの収容人数
オーストラリアにあるスタジアム・オーストラリアは最大級の11万人の収容人数を誇っています。
こちらは新国立競技場の約2倍です、これだけの規模は他の国にもそうなく、南半球では世界一の収容人数ではないでしょうか。
まとめ
ということで今回は新国立競技場の収容人数や旧国立競技場との違い、ライブ・サッカーの収容人数をチェックしていきました。
収容人数の規模としては、海外のスタジアムであるスタジアム・オーストラリアの11万人には及ばないものの、国内では屈指の収容人数である6万8千人を誇ることがわかりました。
オリンピックはもとより、オリンピック後の新国立競技場がどのように使われて、どれだけの人が収容できるのかこれからも楽しみですね。