自作イラストをネットで販売する方法|副業&在宅で売れるサイトやアプリを紹介

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「自分で描いたイラストで収益を出したい」「自作イラストを販売してみたい」と考えていませんか?

今や自分で描いたイラストは、様々な方法で販売することができます。
この記事では、自作のイラストを販売する5つの方法と、イラスト販売で稼ぐコツについて紹介します。

イラスト販売を副業にしたい人や、好きなイラストを描いて稼ぎたい人はぜひご覧ください。

目次

販売できる自作イラストの種類

イラストの販売には大きく分けて2種類の方法があります。

イラストの販売形態

  • ギャラリー型
  • 受注型

2つの形態を詳しく見ていきましょう。

ギャラリー型

ギャラリー型は簡単に説明すると、画家の個展に併設されているショップのように、自分の描いた絵を気に入ってくれた人に販売する形態です。

ギャラリー型の特徴

  • 描く絵はクリエイターの自由
  • イラストのファンになってくれれば安定した収入を見込める

ギャラリー型の販売例

  • デジタルイラストを有料素材サイトで販売
  • 個人通販サイトでアナログイラストを販売
  • ライブ配信中に描いた絵をそのまま販売

ギャラリー型最大の特徴は、自分なりの表現方法で思いのままに描いた絵を販売することができることです。
趣味の延長でイラストを販売することができます。

絵を描くことが好きな人にとっては、自分も楽しみながら販売できるでしょう。
ただし、イラストを売るためには“自分のイラストに魅力を感じてくれる人”へアプローチしていく必要があります。

受注型

受注型とは、お客さんの希望するイラストを実際に形にする形態です。

受注型の特徴

  • 確実に需要のあるイラストが描ける
  • お客さんの要望を満たすためのコミュニケーションが必要

受注型の販売例

  • ポスターに掲載するキャラクター作りを受注
  • 似顔絵の依頼を受けて描いたイラストを販売
  • SNS用のアイコン制作を受注

基本的には、クラウドソーシングで制作を受注してからイラストを描いて販売します。
お客さんの役立つイラストを描くやりがいを感じられるのが受注型の特徴です。

自作イラストを販売する5つの方法

自分で描いたイラストは、主に5つのサービスを経由して販売できます。

  • 有料イラスト素材サイト
  • 個人通販サイト
  • フリマアプリ
  • クラウドソーシング
  • ライブ配信アプリ

販売の手軽さと、ファン獲得のしやすさを図にまとめました。

販売方法が手軽であればあるほどクリエイターのファンがつきにくく、手間のかかる方法であればあるほどファンが付きやすい傾向にあります。

それでは各サービスの特徴を見ていきましょう。

有料イラスト素材サイト

販売形態ギャラリー型向け
イラスト形態デジタル限定
報酬例1点200〜2,000円

有料のイラスト素材サイトにクリエイター登録を行い、イラストを投稿する方法です。
主にダウンロード販売となるので、販売できるのはデジタルのイラストに限定されます。

報酬のパーセンテージは、購入された絵の解像度や利用目的によって異なりますが、商用目的での購入であれば1点の購入でも2,000円程度の報酬が見込めます。

おすすめの有料イラスト素材サイト
・PIXTA
・Shutterstock
・Adobe Stock

個人通販サイト

販売形態ギャラリー型向け
イラスト形態アナログ向け(一部デジタル可)
報酬例1点2,000円〜

個人のネットショップを開設して、自分の絵を販売する方法です。
最近では誰でも無料でネットショップを開設できるサービスが登場しています。

フリマアプリや有料の画像素材サイトに比べて販売手数料が低く、販売した金額を利益に還元しやすいのが最大の特徴です。
また原画だけではなく、イラストをモチーフにしたグッズも制作して販売することが可能です。

おすすめネットショップ開設サービス

サービス特徴
STORESデジタルイラスト販売可能 販売手数料5%(無料プラン)
BASEアナログイラストのみ 販売手数料6.6%

フリマアプリ

販売形態ギャラリー型向け
イラスト形態アナログ限定
報酬例1点2,000円〜

メルカリなどのフリマアプリで、自作のイラストを販売することが可能です。
個人通販サイトと同じで、イラストにちなんだグッズも販売できます。

販売手数料は10%前後で、個人で開設するネットショップよりは高くなりますが、売上金を手数料無料で電子マネーに変更できるアプリもあり便利です。

イラストを販売できるフリマアプリ

  • minne(データ販売可)
  • メルカリ
  • Creema

フリマアプリは、原則イラストデータのみを販売することはできませんが、minneに限りデータ販売が可能です。

クラウドソーシング

販売形態受注型限定
イラスト形態デジタル・アナログ両方可
報酬例1点5,000円〜

クラウドソーシングは、様々な仕事を受注できるサービスで、イラストの制作を受注して取引を行えます。
利益は依頼内容によって様々ありますが、1点3万円以上の案件もあり、実力と意欲次第で本格的なビジネスが可能です。

ただしクラウドソーシングには、多数のイラストレーターが在籍しているため、他の販売方法よりも実力主義の要素が強い傾向です。

イラストレーターの副業で稼ぎたい人は、ぜひ挑戦してみてください。

イラスト制作を受注できるクラウドソーシング

サービス特徴
SKIMAアニメイラスト中心
クラウドワークス案件が多い 本業のイラストレーターが多数在籍
ココナラアマチュアも多数在籍 受注報酬は低め

ライブ配信アプリ

販売形態ギャラリー型向け
イラスト形態アナログ限定
報酬例1点2,000円〜

ライブ配信アプリは近年勢いを見せているサービスで、視聴者とコミュニケーションを取りながらイラストを販売することができます。

制作風景を見せたり、リアルタイムでイラストのリクエストを受けることができたり、ライブ配信ならではの強みがあります。
クリエイターのファン化に最も繋がりやすいサービスともいえます。

視聴者とコミュニケーションを取りながらイラストを販売したい人は、一度挑戦してみる価値ありです。

イラストを販売できるライブ配信アプリ
・LIVE812(ライブハチイチニ)

LIVE812の口コミやレビューはこちらのページからご覧ください。

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イラスト販売の副業でお金を稼ぐコツ

ここからは、稼ぐイラストレーターになるコツについて解説していきます。

イラストレーター必見!イラスト販売で稼ぐコツ

  • 今までの作品集(ポートフォリオ)を作る
  • 複数のサービスを利用して比較する
  • イラストを見る人、利用する人を考えて販売する

簡単にできるコツから説明していくので、ぜひ実践してみてください。

今までの作品集(ポートフォリオ)を作る

イラストの制作を受注する仕事の場合、「この人にぜひお願いしたい!」と思わせないとなかなか依頼してもらえません。
まずは、今までプライベートや副業など関係なく制作したイラストをまとめて見てもらえるようにしましょう。

手描きイラストの場合は、スキャンした画像データを掲載します。

ポートフォリオを作成することで、イラストレーターの作風やこれまでの実績を知ってもらうことができます。
クラウドソーシングでイラストを制作したい人は、必ず作成しておきましょう。

複数のサービスを利用して比較する

同じイラストを同じ価格で販売しても、利用するサービスの販売手数料によって売上金が異なります。

より多くの売上金を確保するには、できる限り販売手数料の安いサービスを選ぶ必要があります。
販売手数料を見ると、個人通販サイトが最も手数料を抑えることができます。

ただし、一概に販売手数料の安い個人通販サイトが最も良い販売方法だとはいえまえん。
イラストレーターによっては、利用者の多いフリマアプリの方が多くの売上が見込める場合もあります。

そのため、最初は様々なサービスを利用してみて最も売上が立ちそうなサービスを選びましょう。

イラストを見る人、利用する人を考えて販売する

イラストレーターは、ある程度自分の作風が決まっている人が多いでしょう。

自分の作風は、誰向けに販売するのが良いのかを考えて作成することで、より購入してくれそうな層に刺さるイラストを作ることができます。

例えばアニメ調のイラストが得意な人の場合は、このようなアプローチ方法が考えられます。

アニメ調のイラストが得意な人の例

  • アニメイラストの案件が多そうなクラウドソーシングサイトに登録
  • アニメに関する雑談を交えながらライブ配信を行う

イラストを購入してくれそうな層へ自分のイラストを積極的に売り込んでみてください。

自分で描いたイラストを販売する時の注意点

自作のイラストを販売する際に、注意しておくべきことについて見ていきましょう。

  • 既存キャラクターやロゴなどを描かない
  • アダルトなイラストは公に販売しない
  • 年間20万以上の利益が発生するなら開業届を提出する

どれも基本的ですが、改めてチェックしておくべき内容です。

既存キャラクターやロゴなどを描かない

どこのサービスを利用して販売するにしても、著作権・肖像権の違反にあたるイラストを販売することはできません。

違反にあたるイラストは、具体的に次のような作品を指します。

著作権や肖像権の違反にあたる作品例

  • 既存キャラクターのイラスト
  • 著名人や有名人をモチーフにしたイラスト
  • ブランドロゴを使用したイラスト
  • 他のイラストレーターが描いた絵のオマージュ(無許可の場合)

違反した場合は、サービスが利用できなくなるため注意が必要です。

アダルトなイラストは公に販売しない

多くのフリマアプリや個人のネットショップでは、アダルト系のイラストを販売することが禁止されています。
この記事で紹介した販売経路は全て、アダルト作品を販売することができません。

ただし、アダルト作品を販売すること自体は法律違反にあたりません。
もしもアダルト販売する場合は、販売が許可されているサービスを利用し、サービスのガイドラインに則った販売を行いましょう。

年間20万以上の利益が発生するなら開業届を提出する

イラストの販売で本格的な副業を行う際は、収益を納税しなければいけません。

年間20万円以上の利益が見込まれるイラストレーターは、必ず開業届を地域を所管する税務署に提出する必要があります。
また年に1回確定申告を行い、年間の所得に応じた税金を支払いましょう。

開業届のテンプレートと書き方の例は、国税庁のホームページからダウンロードすることができます。

最後に

自作のイラストは、主に5つの経路から販売することができます。

販売経路特徴
イラスト素材サイトデータ販売のみ
個人通販サイト販売手数料が安い
フリマアプリ購入での利用者が多い
クラウドソーシング受注型 高額報酬の案件あり
ライブ配信アプリ配信を通して販売 ファンを獲得しやすい

各サービスにはそれぞれ特徴があるので、自分のスタイルにあった販売方法を見つけていきましょう。

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