今回は日本代表の未来を担う「2人の天才」中井卓大選手と久保建英選手出身高校から現在までをチェックしていきたいと思います。
数年前だと日本人選手が海外の強豪チームましてやレアルに所属することなど想像もしていませんでしたが、現在では中井卓大選手と久保建英選手がレアルに所属し、その他にも多くの日本人選手が海外で活躍されています。
それでは早速、中井卓大選手と久保建英選手について詳しくみていきましょう。
中井卓大の出身校などプロフィール
まずは、中井卓大選手の出身校などプロフィールをご紹介します。
【名前】
中井卓大
【生年月日】
2003年10月24日(16歳)
【出身地】
滋賀県
【身長】
176cm
【出身校】
大津市立堅田小学校
調べてみましたが、中学や高校の情報は出てきませんでした。
中井卓大選手は小学4年生からスペインに渡っているので、おそらくマドリード市内の学校に通われているかとは思います。
では、中井卓大選手はどういった経緯でレアルの下部組織に所属したのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
中井卓大選手がスペインへと渡るきっかけになったのはレアルマドリード・ファンデーションキャンプ
中井卓大選手がスペインへと渡り、レアルに所属するきっかけになったのは、2012年に行われたレアルマドリード・ファンデーションキャンプでした。
中井卓大選手にとってこのキャンプは自身のサッカー人生の中で大きなチャンスとなります。
このキャンプで卓越した技術力を見せ、レアルのスタッフを驚かせます。
当時9歳でレアルのスタッフ陣を驚かせてしまうとはいかに将来有望な選手なのかがわかります。
キャンプでの活躍が認められると、レアルの下部組織の入団テストを受けられるチャンスを与えられました。
そして見事入団テストにも合格し、正式にレアルの下部組織に所属することが決定しました。
尚、このテストには世界中から将来有望な選手が大勢受けにきていましたが、実際に合格したのは中井卓大選手ただ1人だけだそうです。
今の海外サッカー界をみても分かりますが、16歳でトップチームデビューをしてしまう選手や10代で既にチームの中心選手として活躍している選手など、若手選手のレベルは年々上がっています。
その中でただ1人レアルの下部組織の入団テストに合格してしまった中井卓大選手も世界のジュニアユースやユース年代に入っても通用する力があるということですね。
本当に将来が楽しみな選手です。
その中井卓大選手よりも一足早くレアルのトップチームデビューした久保建英選手。
既に世界中から賞賛されていますが、まず始めに久保建英選手の出身高校やプロフィールについてみていきましょう。
久保建英の出身高校などプロフィール
それでは、久保建英選手の出身高校などプロフィールをご紹介していきます。
【名前】
久保建英
【生年月日】
2001年6月4日(18歳)
【出身地】
神奈川県川崎市
【身長】
173cm
【出身校】
通信制の高校(名称不明)
久保建英選手は中学卒業後、全日制の高校に進学しますが途中から通信制の高校に転校しています。
その理由もサッカーに専念するためだそうです。
その時からFC東京のトップチームでプレーしており日本中の注目を集めていました。
飛び級で年代別日本代表に呼ばれたりもしていましたが、レアルに所属するまでの道のりはどんなだったのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
世界中に久保建英選手の名前が知れ渡ったのはレアルのライバルであるバルセロナに入団した時
久保建英選手の名前が世界に知れ渡ったのは、レアルではなくバルセロナのカンテラ(ラ・マシア)の入団テストに合格した時のことでした。
2009年、「MVPに選ばれた選手はバルセロナと試合ができるチャンスが与えられる」というパンフレットをみて、FCバルセロナキャンプに参加しました。
そしてそのキャンプで見事入団テストMVPを獲得。FCバルセロナのスクール選抜として、ベルギーで開催された「ソデクソ・ヨーロピアン・ルーサスカップ」に参加しました。、この大会でチームとしては3位に終わりましたが、通常優勝チームに与えられるMVPを久保建英選手が受賞。
その後、2011年にバルセロナのカンテラの入団テストに合格しスペインに渡ることになります。
レアルだけでなく、バルセロナでもプレーしていた経歴を持つ久保建英選手。
スペインの2強であり、世界でもNo.1を争うほどの実力のあるチームに入ってしまうとは凄すぎますね。
しかし、FCバルセロナの18歳未満外国人選手獲得・登録違反により、久保建英選手は試合に出れなくなってしまい、2015年に帰国し、FC東京の下部組織に所属することになります。
ここからは、日本での久保建英選手について触れていこうと思います。
日本に帰国してからレアルに入団するまでの道のり
それでは久保建英選手が日本に帰国してからレアル入団までの道のりを詳しくみていきましょう。
スペインから帰国し、FC東京の下部組織に所属した久保建英選手は2016年、当時中学3年生ながら、FC東京U-18に飛び級で昇格します。
日本クラブユース選手権では、大会史上初となる中学生ながら5得点を決め得点王に輝きました。
この活躍もあり、同年9月にはトップチームと2種登録され、11月にはトップチームデビューしJリーグ史上最年少記録を塗り替えました。
2017年、FC東京と正式にプロ契約。同年11月にはプロ初ゴールを決めました。
しかし、運動量と献身性が求められるFC東京でなかなか出場機会が与えられず、ベンチ入りされも減少していきました。
そして、環境を変えるため2018年に横浜F・マリノスへ期限付き移籍をすることを決断しました。
横浜F・マリノスでは数多くの勝利に貢献し、アシストやゴールという数字でも結果を残していきました。
2019年にFC東京に復帰を果たし、定期的に試合にも出場。主に右サイドでプレーして得意のドリブルで相手を翻弄しチームの勝利に貢献していきました。
そして2019年6月14日、レアル・マドリードへ移籍することが発表されます。ここから再び、スペインへ復帰をすることになりました。
久保建英選手も中井卓大選手と同じく小さい頃から注目されてここまできましたが、中にはそのプレッシャーに押しつぶされ、せっかくの才能を発揮できない若手選手は世界中にもたくさんいます。
ですが久保建英選手はまだ18歳ながらメンタル面が本当に強く、自分の道を曲げず突き進んでいく姿はこれからの日本サッカーを支える若い選手たちのお手本となるのではないでしょうか。
次に、中井卓大選手と久保建英選手それぞれの現在について詳しくみていきましょう。
中井卓大と久保建英それぞれの現在
中井卓大選手は現在レアル・マドリードの下部組織フベニールC(U-17)に所属しています。
https://www.instagram.com/p/BwmjuhiA66p/?igshid=11nefki9jbzo0つい先日行われた試合で、凄まじいゴラッソ(素晴らしいゴール)を決め、世界中から賞賛されています。
少しずつですが、着実にレベルを上げてきています。
海外でも「素晴らしい才能があり、素晴らしい将来がある」などととても高い評価を受けています。
トップチームまでの道のりはまだ険しいものですが、中井卓大選手にはトップチームでプレーしてもらいたいですね。
一方、久保建英選手はプレシーズンマッチをトップチームで出場しました。
https://www.instagram.com/p/B0MAhXyJXbZ/?igshid=j0rmb2mpm6r改めて、日本の選手がレアルのユニフォームを着ているところを見ると興奮してしまいますね。世界最高のMFモドリッチ選手や、セルヒオ・ラモス選手らと一緒にプレーしている姿は感動すらありました。
得点こそありませんでしたが、随所で決定的なチャンスを作り出すなど、世界でも通用するプレーを見せてくれています。
予定では、今シーズンはレアルB、カスティージャでプレーするとゆわれていましたが、レンタル移籍でスペインリーグのマジョルカへ移籍。
https://www.instagram.com/p/B2Xj-qOobsL/?igshid=cahfdpszqx2kファンの方からは様々な意見がありましたが、「何故久保を出したんだ!」という意見も多くあり、スペインでも高い評価を受けていることが分かります。
マジョルカに移籍したはいいものの、あまり出場機会を得られていないのが今の現状です。
早くも移籍したのは間違いだったのではないか?という声を多く聞くようになってきました。
やはり選手は試合に出場するからこそ学べることもありますし、プロとしてプレーしているからには試合に出たいと思います。
ましてや久保建英選手のように若く有望な選手は少しでも多く試合に出れるチームにいるべきだと思います。
まだ、今シーズンも始まって間もないのでこれから監督の信頼を勝ち取り、試合に出られるよう応援していきたいです。
中井卓大と久保建英の違いと魅力
ここでは、中井卓大選手と久保建英選手の違いと魅力についてチェックしていきたいと思います。
まず、中井卓大選手の特徴として圧倒的なテクニック、ボールコントロールの正確さです。
レアルの左サイドバックであるマルセロ選手にボールタッチを見せたところ、すごく驚いていました。
あのマルセロ選手が凄いと思わせるほど本当にボールタッチがうまいです。
久保建英選手と違うところとしては、まずポジションがよりMF的な選手です。
フベニールCでは中盤3枚の攻撃的なポジション、インテリオールでプレーする機会が多いです。
テクニックに加えて、パス技術にも優れ、判断力やイマジネーションも持ち合わせるまさにモドリッチ選手のようなプレーをします。
このまま成長していき、世界で通用する司令塔になればレアルのMFとしてゲームをコントロールする役割を与えられているかもしれません。
久保建英選手といえば、やはりドリブルです。
タッチが非常に細かく、素早いため相手からすれば飛び込みずらい選手です。
それに加え、決定的なパスを出せるビジョンを持ち、素早い判断力も兼ね備えています。
ポジションはトップ下や右サイドハーフ、ウイングなどでプレーしそこから決定的なチャンスを作りだすのが持ち味です。
近い選手でいうとマンチェスターCのダビドシルバ選手のようなスタイルです。
これからウイングよりの選手になるのかそれともMFでチャンスメイクをする選手になるのか非常に楽しみです。
まとめ:中井卓大と久保建英のこれからに期待
中井卓大選手と久保建英選手は必ず将来日本代表の中心選手としてプレーすると思います。
ですが、まだまだ2人とも10代と若いのであまり騒ぎすぎず、優しく見守っていくべきだと思います。
そしていつの日か、レアルのユニフォームを着てプレーしてる2人の姿を夢見て、応援していきましょう。
今回は中井卓大選手と久保建英選手の出身高校から現在まで日本代表の未来を担う「2人の天才」についてチェックしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。