King Gnuメンバープロフィール&オススメ人気曲ランキング|高校大学・家族・年齢・身長など徹底解剖。

King Gnu
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「King Gnu(キングヌー)」は2019年1月16日にアルバム「Sympa」でメジャーデビューの4ピースバンド、今や日本の多くの人がその圧倒的な音楽性に注目を寄せているバンドとも言えます。

今回はそんなKing Gnu(キングヌー)のメンバーについて、出身高校や大学や年齢などのプロフィールをチェックするとともに、オススメの人気曲をランキング付けしてチェックしていきたいと思います。

どこかブラックミュージックを感じるような独特のテンポと音楽性、圧倒的存在感を誇る2人のツインボーカル、高度な技術力と圧巻のライブパフォーマンスを演出するKing Gnu。

そのルーツは一体どういった部分にあるのか、令和時代大注目のバンド「King Gnu(キングヌー)」の原点やメンバーを徹底的に解剖していきましょう。

目次

令和時代の最先端を駆ける最強バンド「King Gnu(キングヌー)」

今や日本中の音楽ファンを熱狂の渦に包んでいる「King Gnu(キングヌー)」

2017年に誕生しフジロックに出演し話題を呼んだと思えば、破竹の勢いでその人気と認知度を伸ばしてきています。2019年にはあのミュージックステーションにも出演しさらに勢力を拡大するきっかけとなりました。

このミュージックステーションでも披露した楽曲「白日」は、坂口健太郎さんが主演を務める日テレ系土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌として採用され、これまで以上により多くの人の目に、耳にKing Gnu(キングヌー)の音楽が触れることとなりました。

この楽曲をきっかけにKing Gnu(キングヌー)について知った、という人も非常に多いのではないでしょうか。

そんなKing Gnu(キングヌー)のメンバーは自身の音楽スタイルを「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」というように呼んでいますが、まさに東京の街を彷彿とさせるような色鮮やかで多彩なジャンルに富んだ音楽性を持つグループだと思います。

 

ただ、そういった音楽性が形成されるのに至ったのは、メンバー1人1人が持つ人生背景やこれまでの間で経験してきた1つ1つの出来事が大きく影響しています。

いきなりKing Gnu(キングヌー)というグループがパッと生まれたのではなく、そしてあの音楽が突然生み出されたものではない。ではどういった経緯を経て彼らの音楽や人格が形成されていったのか。

メンバー1人1人のプロフィールを詳しくチェックしていきながら、「King Gnu(キングヌー)」というグループについて魅力を掘り下げていきましょう。

King Gnu(キングヌー)」メンバープロフィールまとめ

まず「King Gnu(キングヌー)」は、以下の4人のメンバーによって構成されています。

  • 井口理|Vo.&Key
  • 常田大希|Vo.&Gt.
  • 勢喜遊|Dr.&Per.
  • 新井和輝|Ba.

ツインボーカルをメインに据えたバンドということですが、1人1人の個性が本当にそれぞれ強いというのが何よりの特徴でしょう。

 

そんな4人の掛け合いを見ているとまるで兄弟、家族であるかのような温かい雰囲気と固い絆を感じることがありますが、元はと言えば4人はそれぞれ赤の他人。

それぞれどんな学生時代を送ってきたのか、どういった経緯で音楽に触れバンドの結成に至ったのか。そういったことについてKing Gnuのメンバー1人1人チェックしていってみましょう。

井口理|King Gnu(キングヌー)Vo.&Key.

名前:井口 理(いぐち さとる)

生年月日:1993年10月5日

年齢:25歳

出身:長野県伊那市

身長:180cm

担当:ボーカル・キーボー

まず「King Gnu(キングヌー)」と言ったら井口理さんが真っ先に浮かぶ人も多いかもしれません、バンドリーダーは常田大希さんが務めているわけですが人間としてのインパクトはこの人が一番強いでしょう。

それはバンドの中核をなすメインボーカルを務めているという点においてもそうですね。King Gnu(キングヌー)を特にメジャーな存在にした楽曲の1つである「白日」も、サビ部分の井口理さんの美しい歌声がとても印象的です。

ただちょっとおふざけが過ぎてしまい、そのことで有名になったというケースもなくはないですが…笑。

 

さて、そんなバンドの象徴的存在である井口理さんですが、1993年生まれ。King Gnu(キングヌー)のバンドメンバーは彼を除いて1992年生まれですが、井口理さんだけは1993年生まれで1つ年下なんですね。

とは言っても1歳しか違わないのはほぼ同い年と等しいと言ってもいいかもしれません、グループ内では弟分のような可愛い扱いを受けることもある井口理さんですが基本的にメンバー間で年の差のギャップなどもないでしょう。

また、井口理さんはリーダーである常田大希さんとは地元が同じ(長野県)、しかも幼馴染で同じ小中学校に通っていたのです。正直今のこの状況を考えると、当時の彼ら2人を知っている同じ小中学校の出身でかなり驚いている人もいるかもしれませんね。

ただ、通っていた小中学校が同じだったとは言っても年が1つ違うということもあって、あくまで顔見知りレベルの関係性だったということも確かです。まあゲームをして遊んだりするのも同級生がメインだと思いますし、自分も実際小中で1つ上下の知り合いと遊ぶようなこともあまり多くはなかったです。

 

と、そうして小中学校を卒業した井口理さんは、長野県の伊那弥生ヶ丘高等学校へと進学します。

井口理さんが通っていた伊那弥生ヶ丘高等学校は偏差値としては55程度、長野県内でも中〜上位あたりに位置する公立高校。ちなみに彼の出身である長野県伊那市には女子高を除いて以下の3つの高校がありますが、この内の1つに進学したということですね。

・伊那北高等学校:偏差値62~67

・伊那弥生ヶ丘高等学校:偏差値55

・高遠高等学校:偏差値38

伊那弥生ヶ丘高等学校はこの中では真ん中あたりのラインに位置していますね、ちなみに後述しますが幼馴染だった常田大希さんは伊那北高等学校へと進学しています

 

そして井口理さんは伊那弥生ヶ丘高等学校を卒業し、東京藝術大学へと進学。学部は音楽学部、学科は声楽科へと進みました。

ここでなぜいきなり藝大、しかもなぜ声楽科なのかということが気になるところだと思いますが、井口理さんは元から音楽に対して興味と関心を持っていました

もっとも好んでいるのは七尾旅人ということで、言い方は悪いかもしれませんがトレンド的な並みのミュージシャンではなくしっかりこだわりを持って音楽を聴いていたということがわかります。

 

また、七尾旅人の他にも親の影響を受けて井上陽水・チューリップ・オフコース・布施明・尾崎紀世彦など日本のアーティストを好んでいるということでもありました。

七尾旅人、とてもエモーショナルでセンシティブな音楽性ですよね。聴いていてとても心が落ち着きます。

加えて、井口理さんを藝大の道へ進むことを後押ししたのは何と言ってもあの「声」でしょう。楽器と違い声というものは身体の一部で、ある種の先天性が働く要素でもあります。

生まれつきの声を持っているということでもありますし、井口理さんの美声は兼ねてから家族や周りの人から好評だったのではないでしょうか。

 

そして、厳密な理由こそはっきりはしていませんが、そういった経緯から東京藝術大学へと進学した井口理さんは、なんと幼馴染であった常田大希さんと再会を果たします。後述しますが常田大希さんも長野を出て東京藝術大学へと進学していたのです。

ドラマに出てくるような運命的なストーリーではありますが、まさに運命が2人を引き寄せたといっても良いのではないでしょうか。こういうことを知れば知るほどKing Gnu(キングヌー)の魅力がどんどん増していく…。

 

ただ、実は井口理さんはそこまで声楽というものに身が入らなかったようで、東京藝術大学在学中には俳優活動もしていたのです。

最初は舞台に通いながら次第に舞台俳優として出演する機会をもらえたり、その美声を活かしてミュージカルに出演したり。2015年当時の貴重なツイートが残っていましたが、このように俳優活動をしながら常田大希さんに声をかけられたバンド活動も並行して取り組んでいたということで、改めて井口理さんの多才なバイタリティーには驚くばかりです。

 

また、その活動範囲は舞台にとどまらず、映画監督の横田光亮さんに声をかけてもらったことがきっかけで短編映画「ヴィニルと鳥」にも出演しています。

2018年の作品ということですが映画祭のコンペでノミネートしている作品でもありますし、何よりこの予告編から「見てみたい」と思わされるような引き込まれる世界観が溢れ出ている作品だということがわかります。

ミュージシャン、アーティストとしての井口理さんももちろん魅力的ですが、俳優としての一面も非常に気になりますね。今後さらに有名になっていく中でメジャー映画への出演なども検討される機会があるかもしれません。

 

ちなみにではありますが井口理さんは4人兄弟の末っ子であり、面白いことにKing Gnu(キングヌー)においても4人のメンバーのうちの一番年下つまりは末っ子的なポジションに位置しています。どこかあどけない彼の人柄なども、そういった家庭背景からきているのかもしれませんね。

そしてもはや「ちなみに」というレベルの情報ではないかもしれませんが、井口理さんの母親である井口純代さんはエコロジストとして活動しており、なんと2007年の長野県議会委員選挙に出馬したという驚きの経歴を持つ人だったのです。

母親の井口純代さんについては、井口理さんが稲刈り姿というシュールな画像をインスタにアップしていたりツイッターでたまに言及していたりしています。

 
 
 
 
 
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井口理/Satoru Iguchiさん(@191satoru)がシェアした投稿

お母さんとお姉さん公演落選したんですね…井口理さんのSNSはどれも一生見てられるレベルで面白いので、ぜひチェックしてみてください。

常田大希|King Gnu(キングヌー)Vo.&Gt.

名前:常田 大希(つねだ だいき)

生年月日:1992年5月15日

年齢:27歳

出身:長野県伊那市

身長:175cm

担当:ギター・ボーカル・チェロ・キーボード・プログラミング

井口理さんに続いて、「King Gnu(キングヌー)」のバンドリーダーでありボーカルとギターを務める常田大希さんについて。

King Gnu(キングヌー)は井口理さんとこの常田大希さんのツインボーカルが特徴的なバンドですが、井口理さんがハイトーンボイスを中心とした鮮やかな歌声である一方、常田大希さんは対照的に低く少し粗のある格好良い歌声を持っています。このコントラストがまた良い味を出していますよね。

 

そんな常田大希さんは井口理さんの1つ年上で、他の勢喜遊さんや新井和輝さんとは同年代の1992年生まれ。特にその中でも一番大人びているというか、年齢離れしたクールでスタイリッシュなルックスの持ち主でもあります。

経歴について順を追ってチェックしていくと、先述した通り常田大希さんは長野県伊那市の出身で井口理さんとは幼馴染の間柄でした

同じ小中学校に通い、1つ歳が離れているということもあり当時はそこまで深い関係性ではなかったそうですが、King Gnu(キングヌー)を結成した今となっては幼馴染と一緒に世の中を席巻するとは思ってもいなかったことでしょう。

 

King Gnu(キングヌー)においてはギターやボーカルだけにとどまらず、チェロやキーボード、そしてプログラミングまで担当しているリーダーの常田大希さんですが、ピアニストの両親のもとに生まれた音楽一家の育ちとしても知られています。

そういった育ちの影響もあってか幼い頃からクラシックの素養があり、さらには中学時代からMTR(マルチトラックレコーダー)で曲作りをしていたとのこと。以前からまさに折り紙つきの音楽家だったということです。

 

そうして音楽に触れる学生時代を過ごしつつ、小中学校が同じだった井口理さんとは高校進学の際に一度異なる方向へと進むことになりました。

井口理さんは長野県の弥生ヶ丘高校へと進学したというように先述しましたが、一方の常田大希さんは同じく長野県の伊那北高校へと進学。長野県には女子高を除いて以下3つの高校がありますが、その中でも最上位に位置する高校へと進学したのです。

・伊那北高等学校:偏差値62~67

・伊那弥生ヶ丘高等学校:偏差値55

・高遠高等学校:偏差値38

伊那北高校は長野県内においてはあの野球で有名な佐久長聖高校の上に位置する偏差値を誇っており、県内随一の進学校です。長野県に住んでいる方であればもちろん誰もが知っている高校でしょう。

天は二物を与えず、なんてことはなくまさに常田大希さんは以前からルックスもインテリジェンスもどちらも優れている方だったということです。

 

しかし、そんな伊那北高校を卒業した後に常田大希さんは井口理さんと同じく(タイミングは1年違いますが)東京藝術大学に進学するも、なんと1年で退学に至っています

その理由について、常田大希さんは音楽専攻に進学しチェロの演奏に取り組んでいたそうですが、1年を経て「この世界では生きていかない。」というように決意し中退に至ったんだとか。

クラシックに関する知識がありピアニストである両親の姿も見てきた上での判断ということで、常田大希さんも東京藝術大学で思うことがあり中退されたのだと思いますが、とても思い切った判断で流石だと思いました。

藝大は進学するだけでも難しいのですが、それをも厭わないこだわりが彼の中に芽生えていったのでしょう。

 

ただ、在学当時はあの小澤征爾さんのオーケストラに参加していたということもあり、そこで学び経験したものが今のKing Gnu(キングヌー)の音楽性にも活きているのだと思います。

それこそ藝大での経験は無駄なものではなかったことでしょう。

 

そして、その後常田大希さんは新たな道へと大きく動き出していきます。

今ではKing Gnu(キングヌー)というバンドで4人で活動していますが、最初はその前身となるバンド「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」を拠点として主に活動していました。

「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」は常田大希さんを固定メンバーとして活動するグループで、名前の由来は「Srv.(=インターネットのサーバー)」と「Vinci(=レオナルド・ダ・ヴィンチ)」を掛け合わせたものでした。

 

そこにセッションを通じて集まったメンバーが参加する形で活動をしていくことが多かったのですが、2014年にまず東京藝術大学時代の友人である石若駿さんが誘われます。

そしてその後、2015年に現在のメンバーである勢喜遊さん、新井和輝さん、井口理さん(当時は”191″名義で活動)が加わり新体制へ。結果4人でバンドを組もうと決意し「King Gnu(キングヌー)」が結成されました。

現在のメンバーで初めて制作された「ロウラヴ」など、Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)当時の楽曲もぜひ今のKing Gnuファンをはじめたくさんの方に聴いていただければ幸いです。

 

また、常田大希さんはKing Gnu(キングヌー)とは別に「millennium parade」名義でのソロ活動も行なっています。こちらもエッジの効いたまさに芸術とも呼べる常田大希さんの音楽性が表現されているので、要チェックですね。

 

といったように、東京藝術大学の退学や「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」での活動を経て「King Gnu(キングヌー)」を結成し今に至るわけですが、常田大希さんのその音楽センスの多才さや引き出しの多さにはやはり眼を見張るものがあるでしょう。

 

ここまで見てきた楽曲はもちろんながら、「春から少しずつ合流してやがて巨大な群れになる“Gnu=ヌー”のように、自分たちも老若男女を巻き込み大きな群れになりたい」というコンセプトのもと結成された「King Gnu(キングヌー)」においても、今の日本・世界の音楽シーンやメインストリームを意識した楽曲作りをしており、そして多くのファンを魅了し続けています。

まさに日本のミュージックシーンや音楽業界を牽引していく存在である常田大希さん、King Gnu(キングヌー)も彼なしには語れないと言っても過言ではないでしょう。

勢喜遊|King Gnu(キングヌー)Dr.&Per.

名前:勢喜 遊(せき ゆう)

生年月日:1992年9月2日

年齢:26歳

出身:徳島県阿南市

身長:170cm

担当:ドラムス・サンプラー・コーラス

続いては「King Gnu(キングヌー)」においてドラムとパーカッションを担当する、勢喜遊さん。

「勢喜」は珍しい苗字であまり目にする機会もなかったのですが、勢喜遊さんの出身である徳島県においては比較的多い苗字とのこと。そして「遊(ゆう)」という名前も似合っているように、楽しいムードメーカー的な人柄の持ち主でもあります。

 

勢喜遊さんはその派手でエッジの効いたドラムさばきが大きく話題を呼んでいますが、なんとドラムに触れ始めたのは3歳の幼少期の頃からだったのです。

3歳からスティックを握り家にあった電子ドラムを叩いていたということもあり、まさに筋金入りのドラマーでしょう。

ちなみに普通の家にはドラムなどはなく触る機会もそうそうないと思うかもしれませんが、勢喜遊さんの両親はプロミュージシャンでもあるのです。父親がドラマーで母親が元ヴォーカリストとのこと。

 

また、小中学生時代にはダンススクールに通い、将来はダンサーになることを志望していたということも公言しています。ジャンルはヒップホップダンスでした。

ただ、このダンサーになるという夢は靭帯を損傷してしまったがために諦めてしまったそうですが、中学の部活で入っていた吹奏楽部でのパーカッションの経験が、勢喜遊さんの音楽への道を後押しします

おそらくは両親が音楽家ということもあり、将来的にはそういった道(音楽家やミュージシャンになるということ)も視野にはあったとは思いますし、偶然の怪我とはいえ今ではこうしてKing Gnu(キングヌー)のメンバーとして活躍しているわけで、人生何が起きるか本当にわからないものですね。

 

そうして吹奏楽部での経験からドラマーとしての意識も再度芽生え始めた勢喜遊さんは、高校時代に「レッド・ホット・チリペッパーズ」に出会いどハマりします。バンドマンなら誰もが憧れるであろう伝説的なバンド、レッチリですね。

そこでファンク・ブラックミュージックにのめり込み、そしてバンド活動も始め、ドラムの世界やその面白さにさらに深く深く引き込まれていきました。

 

高校でのバンド活動を経てからは都内の大学へと進学、徳島県から上京した勢喜遊さんは、多くのバンドマンやアーティストたちとのセッションの日々に明け暮れます。

その中でジャズバーにて常田大希さんと出会い、King Gnu(キングヌー)メンバーの1人として結成のときを迎え、今に至るわけです。

「ジャズバーで出会う」しかもセッションが2人の音楽性を引き寄せたということで、これほど運命的な出会いというのもそうないものでしょう。メンバー1人1人のバッググラウンドが違うこともそうですし、知れば知るほど本当に魅力的なバンドだと思います。

 

また、そんな勢喜遊さんはレッチリをはじめとするファンク・ブラックミュージックを好んでいるわけですが、その好みや感覚はKing Gnu(キングヌー)の楽曲にも表れていると思います。

リズムの重心が後ろ寄りであることやテンポの良いノリやすいビートであることなど、勢喜遊さんの存在はKing Gnu(キングヌー)の楽曲や世界観を構成する大切な役割を担っているので、ぜひボーカルの2人だけでなく彼にも注目して楽曲を聴いてみてください。

新井和輝|King Gnu(キングヌー)Ba.

名前:新井 和輝(あらい かずき)

生年月日:1992年10月29日

年齢:26歳

出身:東京都福生市

身長:173cm

担当:ベース・シンセベース・コントラバス・コーラス

井口理さん、常田大希さん、勢喜遊さんとここまで「King Gnu(キングヌー)」のメンバーをそれぞれ紹介してきましたが、4人目は新井和輝さん。バンドにおいてはベース・シンセベース・コントラバス・コーラスを担当しています。

新井和輝さんは年代としては1992年の生まれで、常田大希さんや勢喜遊さんとも同年代ということになります。

26歳ということですが少し落ち着いた雰囲気で大人びて見えるような気がします、他のメンバーが少しエッジが効きがちな中に新井和輝さんがいることでうまく調和している部分もあるかもしれませんね。

 

そんな新井和輝さんですが、メンバー内では唯一の東京都内の出身

出身高校など詳細な経歴については公表されていませんでしたが、音楽に触れるきっかけとなったのは高校時代のことでした。当時は軽音楽部に所属しながらジャズに傾倒し、その魅力にどんどん入り込んでいきます。

他のメンバーに関してもそうですが、学生時代に触れていたもの・耳にした音楽・起こった出来事というのはその後の人生において大きな影響を及ぼすものとなっていますね。それぞれがそれぞれの形で音楽に触れ、そしてその感性を磨いていったというわけです。

 

そうして高校の軽音楽部での経験を経て、一般の大学へと進学した新井和輝さん。

井口理さんや常田大希さんのように東京藝術大学や音楽に精通した大学ではなかったわけですが、そこでも新井和輝さんはやはり音楽に没頭していきます。

一般の大学に通いながらも新井和輝さんは友人のいる国立音楽大学に通い、そこでの授業を受け、音楽の知識をどんどんと増やしていきました。いわゆる授業へ「潜る」ということでしょうか、しかし国立系の大学の授業に潜るなんてなかなかの勇気がいると思います。流石ですね…

 

また、同学にある名門ビッグバンド「Newtide Jazz orchestra」にも在学中に所属しており、知識だけでなくその実力もみるみるうちに鍛え抜いていくのでした。

ちなみにNewtide Jazz orchestraは、本田雅人さん・池田篤さん・五十嵐一生さん・挾間美帆さんなど日本を代表するジャズ・ミュージシャンを輩出してきた、伝統あるビッグバンドとしても知られています。全国各地での公演なども行なっていますね。

 

そして、Newtide Jazz orchestraでの活動やジャズセッションを重ねていく中で、新井和輝さんは現King Gnu(キングヌー)ドラム担当の勢喜遊さんと出会い、ちょうどベースが不在だったSrv.Vinciに加入する形で常田大希さんとも繋がることとなりました

ちなみにバンドにおいてベースを担当することとなったきっかけは、声をかけられ誘われた際にベースパートしか空いていなかったからなんだとか。現在もプロのベーシストとしてバンド活動のみならず、他のアーティストのサポートだったりジャズのセッションを請け負ったりと幅広く活動しています。

 
 
 
 
 
 
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とても良き。 #mappy #石若駿 #新井和輝 #レコーディング #らぶとりお

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例えばモデルでありピアニストでもあるMappyさんやドラマーの石若駿さんなどとも交友を持っており、自分も新宿のジャズスタジオで3人のセッションを見たことがあるのですが、とても味のある素晴らしい時間でした。

当時はKing Gnuのベーシストだとはつゆ知らず、コントラバスを優雅に弾く姿にただ見とれていたのですが…今考えると贅沢すぎる。Mappyさん(今は”甲田まひる”名義で活動中)も素敵な方なのでよかったらチェックしてみてくださいね。

 

また、新井和輝さんは有名ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のファンでもあり、そのコピーバンドで演奏をしているほどでした。

そのため、2019年4月に開催されたライブイベント「FM802 30PARTY SPECIAL LIVE 紀陽銀行 presents REQUESTAGE 2019」においてASIAN KUNG-FU GENERATIONとking Gnu(キングヌー)が共演を果たした際には、とてつもなく嬉しかったのではないかなと思います。

実際、イベント後には以下のようなツイートもしており、その興奮がリアルに伝わってきますね。おなじみの「リライト」も新井和輝さんの心を強く震わせたことでしょう。

 

ちなみに、このイベントを通じてなんとあのASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotchさんに素敵なコメントをもらっており、新井和輝さんもその喜びをツイートしていました。

これだけ有名な人から、しかもコピーバンドをやっていたような憧れの存在から「ファンになった」と言われたら、これほどまでに嬉しいこともないのではないでしょうか。まさにバンドマン冥利に尽きる、といったところでしょう。

あの豪華アーティストも「King Gnu(キングヌー)」を絶賛

ということで、井口理さん・常田大希さん・勢喜遊さん・新井大輝さんの4人のメンバーで構成されるバンド「King Gnu(キングヌー)」のプロフィール情報についてチェックしてきました。

今やメジャーな存在へと上り詰めたKing Gnu(キングヌー)ですが、実は一般人のみならず芸能人やアーティストからも高い人気を誇っているバンドとして話題を呼んでいます。

 

例えば、NHK紅白歌合戦にも出場し日本のみならず世界でもその名を知らない人は少ないであろう、米津玄師さん。

実はリーダーである常田大希さんは米津玄師さんのアルバムに楽曲プロデュース/アレンジという形で参加しており、彼と深い交流があったのです。米津玄師さん自身も常田大希さんの音楽センスや才能を絶賛しているということですが、あの米津玄師を唸らせるとはさすがとしか言いようがないですよね。

 

また、バカリズムさんがMCを務める日テレの音楽番組「バズリズム 02」においては、音楽業界人が選ぶ恒例企画「今年コレがバズるぞBEST10」でKing Gnu(キングヌー)が1位に輝いています。

このランキング企画では過去に「WANIMA」「My Hair is Bad」「ヤバイTシャツ屋さん」「CHAI」などがこれまで選出されており、その名を見ればもう凄みが伝わると思いますが、King Gnu(キングヌー)は今まさに日本で一番注目されているバンドと言っても過言ではないでしょう。

 

その他にも「サカナクション」のボーカルである山口一郎さんも、自身のラジオ番組の中でKing Gnuのことを以下のように絶賛していました。

「いいところは、日本の歌謡曲のメロディラインがちゃんと入っているのがいいですね。すごく素敵。

なんかこう……なんだろうね。日本の邦楽の歌謡曲感と、90年代の洋楽のUKロックっぽいものがするんですよね。

これを10代が支持しているっていうのは素晴らしいことですね。ナイス!ありがとうございます。いいね、オリジネーターな感じがしますね、楽しみ。いいね、いいね。

出典:サカナLOCKS!「新春書き初め&宿題『2019年ブレイクしそうなミュージシャンを答えよ。』」

こういったように、芸能界や同業者の中においても非常に注目と期待を寄せられているKing Gnu(キングヌー)。ますます今後の活躍が楽しみになってきますね。

King Gnu(キングヌー)」オススメの人気曲ランキング

それでは最後に、King Gnu(キングヌー)のメンバーやグループの成り立ちなどチェックできるところは徹底してチェックしてきたので、バンドの要とも言える楽曲について見ていきましょう。

ドラマ主題歌である「白日」でKing Gnu(キングヌー)を知ったという人ももしかしたら多いかもしれませんが、その他にもたくさん素敵な楽曲があるので、オススメの人気曲ランキングを参考にぜひ自分の新しい好きな曲を見つけてみてくださいね。

King Gnu(キングヌー)人気曲5位:「Tokyo Rendez-Vous」

2017年10月にリリースされた「Tokyo Rendez-Vous」。アルバム「Tokyo Rendez-Vous」の表題曲に当たります。

  • 低音が響く重厚なメロディーと拡声器越しのラップが魅力の楽曲。
  • エフェクティブで力強い常田大希の歌声とセクシーでか細い井口理の歌声が見事にマッチング。
  • ブラックミュージックを基本としたアバンギャルドなギターソロにも注目。

King Gnu(キングヌー)人気曲4位:「Prayer X」

2018年9月にリリースされた「Prayer X」。フジテレビアニメ「BANANA FISH」のエンディングテーマのために書き下ろされました。

  • 切なく儚いメロディーラインが印象的なインパクトのある楽曲。
  • 主人公の生き様を表現した歌詞やMVにも注目。
  • 交友のある米津玄師も「2018年で一番好きな邦楽」と絶賛。

King Gnu(キングヌー)人気曲3位:「The hole」

2019年1月にリリースされた「The hole」

  • ピアノのリフや悲しげなメロディーラインが印象的なバラード曲。
  • 男女の性別を超えた複雑かつ純粋な愛情を表した歌詞にも注目。
  • まるで1つの映画作品を観ているかのようなMVが話題に。

King Gnu(キングヌー)人気曲2位:「Slumberland」

2019年1月にリリースされた「Slumberland」

  • モダンな世界観と重厚なサウンドが魅力の楽曲。
  • 「眠りの国」の表題通り刺激的かつメッセージ性の強いラップの歌詞が印象的。
  • King Gnuらしさが明確に現れている圧巻のMVにも注目。

King Gnu(キングヌー)人気曲1位:「白日」

2019年2月にリリースされた「白日」。日本テレビ系ドラマ「イノセンス 免罪弁護士」主題歌にも抜擢されました。

  • バラード調な悲しげのある曲調とリズミカルな変調が印象的な楽曲。
  • ドラマの内容とリンクした歌詞の内容も注目。
  • モノクロのMVと頭から離れないサビが多くのファンを魅了したKIng Gnuの代表曲。

King Gnu(キングヌー)は日本を代表するバンドになる。

ということで今話題沸騰中の「King Gnu(キングヌー)」について、出身高校・大学や家族・年齢などメンバーのプロフィールからオススメの人気曲ランキングまで、徹底的にまとめてきました。

今やMステへの出演やドラマ・CM曲への抜擢などを経てメジャーバンドへと上り詰めているKIng Gnu(キングヌー)ですが、バンドとしての魅力はグループメンバー1人1人の生い立ちや人生背景に起因していることがわかりました。

常田大希さん・井口理さん・勢喜遊さん・新井和輝さん、それぞれが違った人生を経て奇跡的に出会い、そしてこれから作り上げていく「音楽」の1つ1つから本当に目が離せません。

また、ミュージシャンや音楽家として生きていく上では様々な苦難や苦労があることでしょうし、これからのKing Gnu(キングヌー)にももちろん一筋縄でいかないこともあるかもしれませんが、彼らは一過性の流行的なバンドで終わってしまうようなことはないとも確信しています。

間違いなく「日本を代表するアーティスト」として、その圧倒的な知識と技術と情熱を武器に今後もさらなる活躍が見込めるKing Gnu(キングヌー)。その活動の1つ1つに着目して、今後もファンとして温かく応援していきたいと思います。

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